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別紙3○先進医療Bに係る新規技術の科学的評価等について (1 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000205617_00058.html |
出典情報 | 先進医療会議(第122回 6/8)《厚生労働省》 |
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別紙3
先進医療B評価用紙(第 2 号)
評価者 構成員:比企 直樹 先生
先進技術としての適格性
先 進 医 療
の
名
称
生体肝移植術
社会的妥当性
(社会的倫理
的 問 題 等 )
A. 倫理的問題等はない。
B. 倫理的問題等がある。
現時点での
普
及
性
A. 罹患率、有病率から勘案して、かなり普及している。
B. 罹患率、有病率から勘案して、ある程度普及している。
C. 罹患率、有病率から勘案して、普及していない。
既に保険導入されている医療技術に比較して、
効
率
性
A. 大幅に効率的。
B. やや効率的。
C. 効率性は同程度又は劣る。
A. 将来的に保険収載を行うことが妥当。なお、保険導入等の評価に際しては、
以下の事項について検討する必要がある。
将来の保険収
載の必要性
大腸癌肝転移に対する移植は脳死での海外でのエビデンスが基本とな
るため、生体肝移植を行う本邦では本当に必要な症例に対して移植を
行う為にも適応の厳格化が必要。
B. 将来的に保険収載を行うべきでない。
総合判定:
総
評
適 ・ 条件付き適 ・ 否
コメント: 大腸癌肝転移に対する移植のコンセプトは問題なく、今後移植医療と
しては進むべき方向性である。さらに移植手術手技や管理は確立され
ており問題はない。 一方、その適応は厳格に行う必要がある。例えば、
化学療法効果判定における RECIST での評価基準の順守、肝肺同時
転移の場合の対応などの必要がある。また、化学療法後骨髄抑制があ
る中、免疫抑制剤を使用する事で感染性合併症が増える可能性もあり、
安全性を重視する必要もある。したがって、先進医療により有効性・安全
性に資するエビデンスが示され、将来的に保険適用の議論を行う際に
は、本先進医療における知見やガイドラインにおける位置づけも踏ま
え、実施する施設基準や、患者の適格基準などについて検討する必要
がある。
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先進医療B評価用紙(第 2 号)
評価者 構成員:比企 直樹 先生
先進技術としての適格性
先 進 医 療
の
名
称
生体肝移植術
社会的妥当性
(社会的倫理
的 問 題 等 )
A. 倫理的問題等はない。
B. 倫理的問題等がある。
現時点での
普
及
性
A. 罹患率、有病率から勘案して、かなり普及している。
B. 罹患率、有病率から勘案して、ある程度普及している。
C. 罹患率、有病率から勘案して、普及していない。
既に保険導入されている医療技術に比較して、
効
率
性
A. 大幅に効率的。
B. やや効率的。
C. 効率性は同程度又は劣る。
A. 将来的に保険収載を行うことが妥当。なお、保険導入等の評価に際しては、
以下の事項について検討する必要がある。
将来の保険収
載の必要性
大腸癌肝転移に対する移植は脳死での海外でのエビデンスが基本とな
るため、生体肝移植を行う本邦では本当に必要な症例に対して移植を
行う為にも適応の厳格化が必要。
B. 将来的に保険収載を行うべきでない。
総合判定:
総
評
適 ・ 条件付き適 ・ 否
コメント: 大腸癌肝転移に対する移植のコンセプトは問題なく、今後移植医療と
しては進むべき方向性である。さらに移植手術手技や管理は確立され
ており問題はない。 一方、その適応は厳格に行う必要がある。例えば、
化学療法効果判定における RECIST での評価基準の順守、肝肺同時
転移の場合の対応などの必要がある。また、化学療法後骨髄抑制があ
る中、免疫抑制剤を使用する事で感染性合併症が増える可能性もあり、
安全性を重視する必要もある。したがって、先進医療により有効性・安全
性に資するエビデンスが示され、将来的に保険適用の議論を行う際に
は、本先進医療における知見やガイドラインにおける位置づけも踏ま
え、実施する施設基準や、患者の適格基準などについて検討する必要
がある。
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