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別紙3○先進医療Bに係る新規技術の科学的評価等について (20 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000205617_00058.html |
出典情報 | 先進医療会議(第122回 6/8)《厚生労働省》 |
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様式第5号
先進医療の内容 (概要)
先進医療の名称:生体肝移植術
適応症:切除不能大腸癌肝転移
内容:
(先進性)
大腸癌は、他臓器に転移をしても切除できれば良好な予後を期待できる特徴がある。肝転移に
おいても切除が可能であれば予後は比較的良好であるが、切除不能の場合は化学療法では根治す
ることはできず、予後は不良である。そのような症例において、唯一の転移巣である肝臓を全摘
出して、新しい肝臓を移植することで大腸癌の根治を期待できる。
(概要)
切除不能大腸癌肝転移を有する患者のうち、腫瘍が肝臓のみに限局し、かつ化学療法にて病勢
の進行を認めない場合に適応となる。各医療機関において候補となる患者を選定した後、ドナー
候補者がいる場合において、中央適応判定委員会において討議したうえで、承認された場合には
症例登録する。十分な説明のもと、ドナー検査を行い、ドナーとして適格と判断された場合に肝
移植を施行する。周術期の安全性並びにその後の臨床経過を 3 年間にわたり追跡し、生存率、再
発率などを評価する。
(効果)
化学療法の進歩した昨今においても、肝臓に転移した大腸癌を化学療法で根治することはでき
ないが、肝臓移植を行うことで、根治することを期待できる。移植後に肺転移などの再発を認め
ることがあっても、転移巣を切除するなど適切に対応することで、良好な予後を期待できること
が報告されている。
(先進医療にかかる費用)
本技術に係る総費用は 9,993,176 円である。先進医療に係る費用は 2,692,000 円であり、患者
負担となる。研究に規定されている生体肝移植以外の検査、治療および、入院に関する費用、外
来受診の費用は通常の保険診療であるため、患者の保険診療負担額は患者の負担とする。また、
研究に規定されていない検査等は通常の保険診療で患者の負担とする。保険外併用療養費の患者
負担額は 1,671,351 円となる。よって患者負担の総額は 4,363,351 円である
本研究における生体ドナーに関連する一連の診療行為は、保険診療として行われる通常の生体
肝移植の場合と同様である。ドナーに関連する保険外併用療養費は 563,030 円となり、患者によ
り全額負担される。
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先進医療の内容 (概要)
先進医療の名称:生体肝移植術
適応症:切除不能大腸癌肝転移
内容:
(先進性)
大腸癌は、他臓器に転移をしても切除できれば良好な予後を期待できる特徴がある。肝転移に
おいても切除が可能であれば予後は比較的良好であるが、切除不能の場合は化学療法では根治す
ることはできず、予後は不良である。そのような症例において、唯一の転移巣である肝臓を全摘
出して、新しい肝臓を移植することで大腸癌の根治を期待できる。
(概要)
切除不能大腸癌肝転移を有する患者のうち、腫瘍が肝臓のみに限局し、かつ化学療法にて病勢
の進行を認めない場合に適応となる。各医療機関において候補となる患者を選定した後、ドナー
候補者がいる場合において、中央適応判定委員会において討議したうえで、承認された場合には
症例登録する。十分な説明のもと、ドナー検査を行い、ドナーとして適格と判断された場合に肝
移植を施行する。周術期の安全性並びにその後の臨床経過を 3 年間にわたり追跡し、生存率、再
発率などを評価する。
(効果)
化学療法の進歩した昨今においても、肝臓に転移した大腸癌を化学療法で根治することはでき
ないが、肝臓移植を行うことで、根治することを期待できる。移植後に肺転移などの再発を認め
ることがあっても、転移巣を切除するなど適切に対応することで、良好な予後を期待できること
が報告されている。
(先進医療にかかる費用)
本技術に係る総費用は 9,993,176 円である。先進医療に係る費用は 2,692,000 円であり、患者
負担となる。研究に規定されている生体肝移植以外の検査、治療および、入院に関する費用、外
来受診の費用は通常の保険診療であるため、患者の保険診療負担額は患者の負担とする。また、
研究に規定されていない検査等は通常の保険診療で患者の負担とする。保険外併用療養費の患者
負担額は 1,671,351 円となる。よって患者負担の総額は 4,363,351 円である
本研究における生体ドナーに関連する一連の診療行為は、保険診療として行われる通常の生体
肝移植の場合と同様である。ドナーに関連する保険外併用療養費は 563,030 円となり、患者によ
り全額負担される。
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