令和4年度調査結果(速報)の概要について 入-1 (158 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00188.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和5年度第2回 6/8)《厚生労働省》 |
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〇 外来感染対策向上加算及び連携強化加算を届け出ている医療機関においては、医療機関及び医師会
のカンファレンスに年平均3回程度参加していた。
〇 外来感染対策向上加算の届出が困難な理由としては、「院内感染管理者の配置が困難」、「新興感染
症の発生時等に発熱患者の診療等を実施する体制を有することが困難」等が多かった。
診療所におけるサーベイランスの参加状況
0% 20% 40% 60% 80% 100%
外来感染対策向上加算を届け出ている医療機関における
連携強化加算の算定状況
院内感染対策サーベイラン
ス(JANIS)
外来感染対策向上加算
の届出あり (n=316)
感染対策連携共通プラット
フォーム(J-SIPHE)
44.1%
55.9%
診療所版J-SIPHE
外来感染対策向上加算
の届出なし (n=397)
連携強化加算を算定している医療機関における
令和4年度の平均カンファレンス参加回数
(予定を含む。)
その他地域や全国のサーベ
イランス
いずれも参加なし/未回答
算定あり
感染対策向上加算1の医療機関
が主催するカンファレンス
1.7回
地域の医師会が主催する
カンファレンス
1.1回
計
2.8回
算定なし
外来感染対策向上加算を届け出ていない診療所における届出が困難な理由
主たる標榜診療科
内科・呼吸器内科・
その他の診療科・無回答
小児科・耳鼻咽喉科
(n=181)
(n=216)
全体
(n=397)
専任の院内感染管理者(医師、看護師、薬剤師その他の医療有資格者)を配置することが困難であるため
53%
55%
52%
職員を対象として、年2回程度、院内感染対策に関する研修を行うことが困難であるため
30%
31%
29%
年2回以上、感染対策向上加算1に係る届出を行った他の医療機関または地域の医師会が主催するカンファレンスに参加(訓練への
参加は必須)することが困難であるため
42%
44%
39%
抗菌薬の適正使用について、加算1の医療機関又は地域の医師会から助言を受けることができないため
16%
16%
15%
細菌学的検査を外部委託する場合は、「中小病院における薬剤耐性菌アウトブレイク対応ガイダンス」に沿って対応できないため
27%
26%
28%
新興感染症の発生時等に、都道府県等の要請を受けて発熱患者の診療等を実施する体制を有することが困難であるため
50%
49%
51%
7%
6%
9%
新興感染症の発生時等に、発熱患者の診療を実施することを念頭に、発熱患者の動線を分けることができる体制もしくは汚染区域や清
潔区域のゾーニングを行える体制を有することができないため
45%
38%
54%
新興感染症の発生時等の有事の際の対応を想定した地域連携に係る体制について、連携する感染対策向上加算1に係る届出を行っ
た他の保険医療機関等とあらかじめ協議することが困難であるため
33%
34%
31%
都道府県の要請を受け発熱患者の診療等を実施する体制を有しているが、自治体ホームページで公開されないため
出典:令和4年度入院・外来医療等における実態調査(外来施設票)
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