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総-2参考1○最適使用推進ガイドラインについて (24 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00190.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第546回 6/14)《厚生労働省》
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器官別大分類
基本語
(MedDRA/J ver.22.0)
無力症
疲労
倦怠感
粘膜の炎症
末梢性浮腫
発熱
臨床検査
アラニンアミノトランスフェラーゼ増加
アミラーゼ増加
アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ増加
血中クレアチニン増加
好中球数減少
血小板数減少
白血球数減少
代謝および栄養障害
食欲減退
皮膚および皮下組織障害
そう痒症
発疹

例数(%)
本剤併用(NIVO/Chemo)群
172 例
全 Grade
Grade 3-4
Grade 5
18
( 10.5)
1
( 0.6)
0
43
( 25.0)
8
( 4.7)
0
9
( 5.2)
0
0
10
( 5.8)
0
0
9
( 5.2)
0
0
12
( 7.0)
1
( 0.6)
0
16
11
10
12
27
21
15

( 9.3)
( 6.4)
( 5.8)
( 7.0)
( 15.7)
( 12.2)
( 8.7)

5
4
1
1
17
11
9

(
(
(
(
(
(
(

2.9)
2.3)
0.6)
0.6)
9.9)
6.4)
5.2)

0
0
0
0
0
0
0

39

( 22.7)

4

(

2.3)

0

15
26

( 8.7)
( 15.1)

0
1

(

0.6)

0
0

なお、神経障害 26 例(15.1%)、横紋筋融解症/ミオパチー22 例(12.8%)、肝機能
障害 21 例(12.2%)、甲状腺機能障害 16 例(9.3%)、腎機能障害 14 例(8.1%)、間
質性肺疾患 8 例(4.7%)、大腸炎・小腸炎・重度の下痢 5 例(2.9%)、心臓障害 5 例
(2.9%)、infusion reaction 4 例(2.3%)、重度の皮膚障害 2 例(1.2%)、心筋炎 1 例
(0.6%)、筋炎 1 例(0.6%)、1 型糖尿病 1 例(0.6%)、肝炎 1 例(0.6%)、副腎機
能障害 1 例(0.6%)及び静脈血栓塞栓症 1 例(0.6%)が認められた。また、重症筋無
力症、肝不全、硬化性胆管炎、下垂体機能障害、脳炎・髄膜炎、重篤な血液障害、血
球貪食症候群、結核、膵炎、ぶどう膜炎、腫瘍出血及び瘻孔は認められなかった。本
副作用発現状況は関連事象(臨床検査値異常を含む)を含む集計結果を示す。

2)非小細胞肺癌における術前補助療法
①国際共同第Ⅲ相試験(ONO-4538-55/CA209816 試験)
術前補助療法期における有害事象(術前補助療法の初回投与から最終投与後 30 日以
内に発現又は増悪した事象)は本剤併用(NIVO/Chemo)群 165/176 例(93.8%)
、対照
群 173/176 例(98.3%)に認められた。本剤併用(NIVO/Chemo)との因果関係が否定で
きない有害事象は 147/176 例(83.5%)に認められた。発現率が 5%以上の副作用は下表
のとおりであった。

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