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総-2参考1○最適使用推進ガイドラインについて (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00190.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第546回 6/14)《厚生労働省》
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本剤群

ドセタキセル群

本剤群
ドセタキセル群

図 1 OS の中間解析時の Kaplan-Meier 曲線(CA209017 試験)
(無作為化された集団)

〈非扁平上皮癌〉
① 国内第Ⅱ相試験(ONO-4538-06 試験)
プラチナ製剤を含む化学療法歴を有する切除不能なⅢB 期/Ⅳ期又は再発の非扁平上
皮癌患者(ECOG Performance Status 0 及び 1)76 例を対象に、本剤 3 mg/kg を 2 週間間
隔で点滴静注した。主要評価項目である奏効率(RECIST ガイドライン 1.1 版に基づく
中央判定による CR 又は PR)は 19.7%(95%信頼区間:12.3~30.0%)であった。なお、
事前に設定した閾値は 9.0%であった。
② 海外第Ⅲ相試験(CA209057 試験)
(N Engl J Med 2015; 373: 1627-39)
プラチナ製剤を含む化学療法歴を有する切除不能なⅢB 期/Ⅳ期又は再発の非扁平上
皮癌患者(ECOG Performance Status 0 及び 1)582 例を対象に、ドセタキセルを対照と
して、本剤 3 mg/kg を 2 週間間隔で点滴静注した(本剤群 292 例、ドセタキセル群 290
例)
。中間解析の結果、主要評価項目である OS(中央値[95%信頼区間]
)は、本剤群で
12.19[9.66~14.98]カ月、ドセタキセル群で 9.36[8.05~10.68]カ月であり、本剤はド
セタキセルに対し統計学的に有意な延長を示した(ハザード比 0.73[95.92%信頼区間:
0.59~0.89]、p=0.0015(両側)[層別 log-rank 検定、有意水準(両側)0.0408]



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