-
2023年08月01日(火)
[救急医療] 23年7月24日-7月30日の熱中症による救急搬送は1万1,765人
- 消防庁が1日に公表した7月24日-7月30日の「熱中症による救急搬送人員数(速報値)」によると、熱中症による救急搬送人員数は1万1,765人<doc10477page1>。5月1日からの累計は4万4,974人となり、前年同時期(4万4,666人)と比べ308人増加した<doc10477page3>。 年齢区分別の搬送人員と構成比は、乳幼児(生後28日以上7歳未満)79人(0.7%)、少年(7歳以上18歳未満)1,083人(9.2%)、成人(18歳以上65歳未満)3,9・・・
-
2023年07月28日(金)
[医療改革] 少子・高齢社会で「未経験の厳しい時期に」 健保連・宮永会長
- 健康保険組合連合会の宮永俊一会長は28日の総会で「少子・高齢社会が今までに経験したことのない厳しい時期に入ることは間違いない」との認識を示した。生産年代の人口減少と高齢者人口の急増が同時に進む上、2022年には出生数が80万人を割り込み、一層の少子化が見込まれるため。 健保連が4月に発表した23年度予算の早期集計によると、健保組合の経常収支の赤字幅は1,380組合全体で過去最大の5,623億円となり、全組合の約8割が・・・
-
2023年07月27日(木)
[感染症] 新型コロナ入院患者増「注視する必要がある」 東京都
- 東京都は27日、新型コロナウイルス感染症のモニタリング分析を公表した。専門家による分析では、入院患者が増加していることを取り上げ「注視する必要がある」と報告している<doc10404page1>。 24日時点の入院患者数は1,554人で、前週(17日時点)と比べて221人増えた。救急医療体制の逼迫度を把握する指標「救急医療の東京ルールの適用件数」の7日間平均は148.7件(26日時点)で、前週(144.4件、19日時点)を上回った&l・・・
-
2023年07月26日(水)
[感染症] 低リスクなら積極的な接種勧奨不要に 日本医師会
- 日本医師会の釜萢敏常任理事は26日の定例記者会見で、新型コロナウイルス感染症のワクチンについて、重症化するリスクが高い高齢者や基礎疾患がある人を除き、積極的に接種を勧奨する必要はなくなったという認識を示した。 新型コロナのワクチンは、オミクロン株系統「XBB.1」に対応する1価ワクチンの接種が9月に始まる。 釜萢氏は会見で、新型コロナワクチンの接種について「発症の予防や重症化の予防にも効果があるという報・・・
-
2023年07月26日(水)
[診療報酬] 医療機関の感染症対策、議論始まる 中医協・総会
- 中央社会保険医療協議会は26日、2024年度の診療報酬改定に向けて医療機関の感染症対策の議論を始め、厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症を含む新興感染症以外への対応と、新興感染症の発生・蔓延時を想定した対応とに分けて論点を示した。抗菌薬の適正使用の促進など薬剤耐性対策も議論する<doc10368page89>。 厚労省は、中医協がこの日開いた総会で新型コロナを「新興感染症以外」に位置付けた。新型コロナの感染症・・・
-
2023年07月26日(水)
[医療提供体制] 熱中症の死亡8割超が高齢者、注意呼び掛け 日医
- 日本医師会の松本吉郎会長は26日の定例記者会見で、熱中症で近年に亡くなった人の8割超は65歳以上の高齢者が占めるとして、注意を呼び掛けた。高齢者の熱中症は、入院が必要な中等症以上になることが多く、入院が長引く傾向にあるという。 日医によると、熱中症による死亡者数は2018-20年に1,000人を超えた。21年には755人と1,000人を下回ったが、22年6-9月には1,387人が亡くなった<doc10391page2>。松本氏は会見で「1,・・・
-
2023年07月25日(火)
[救急医療] 23年7月17日-7月23日の熱中症による救急搬送は9,190人
- 消防庁が25日に公表した7月17日-7月23日の「熱中症による救急搬送人員数(速報値)」によると、熱中症による救急搬送人員数は9,190人<doc10393page1>。5月1日からの累計は3万3,057人となり、前年同時期(3万7,987人)と比べ4,930人減少した<doc10393page3>。 年齢区分別の搬送人員と構成比は、新生児(生後28日未満)1人(0.0%)、乳幼児(生後28日以上7歳未満)98人(1.1%)、少年(7歳以上18歳未満)935人(10・・・
-
2023年07月24日(月)
[介護] 介護報酬の訪問看護、ターミナルケアなど推進へ 厚労省方針
- 社会保障審議会・介護給付費分科会が24日に開いた会合では、厚生労働省が、医療ニーズの高い利用者が訪問看護で増えているとしてターミナルケアなど専門性の高いケアの提供を促す方針を示した<doc10306page48>。看護職員の不足が深刻化する中、分科会の委員からは、質の高いサービスを効率的に提供するため、特定行為研修の修了者の活用や、訪問看護ステーションの一層の規模拡大を進めるべきだという意見があった。分科会・・・
-
2023年07月20日(木)
[感染症] コロナで医療機関と連携構築、高齢者施設の93% 厚労省調べ
-
- 高齢者施設等における医療機関との連携体制等にかかる調査の結果について(7/20付 事務連絡)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 老健局 高齢者支援課 認知症施策・地域介護推進課 老人保健課 カテゴリ: 保健・健康 新型コロナウイルス 介護保険
-
2023年07月20日(木)
[診療報酬] 24年度改定でがん治療と仕事の両立支援強化へ 厚労省
- 厚生労働省は、2024年度の診療報酬改定でがんの治療と仕事の両立支援を強化する<doc10262page144>。がんの治療のため、仕事を持ちながら通院している人が女性や高齢者を中心に増えているためで、化学療法を外来で実施する医療機関や、治療と仕事の両立を支援する医療機関への評価の見直しを中央社会保険医療協議会で検討する。 国のがん対策推進基本計画(第4期)では、適切で安全な薬物療法を、外来も含めて適切な場所で・・・
-
2023年07月19日(水)
[救急医療] 23年7月10日-7月16日の熱中症による救急搬送は8,189人
- 消防庁が19日に公表した7月10日-7月16日の「熱中症による救急搬送人員数(速報値)」によると、熱中症による救急搬送人員数は8,189人<doc10255page1>。5月1日からの累計は2万3,867人となり、前年同時期(3万3,909人)と比べ1万42人減少した<doc10255page3>。 年齢区分別の搬送人員と構成比は、乳幼児(生後28日以上7歳未満)75人(0.9%)、少年(7歳以上18歳未満)794人(9.7%)、成人(18歳以上65歳未満)2,836・・・
-
2023年07月18日(火)
[健康] 「マスク着用時の熱中症に十分注意を」 加藤厚労相
- 気温が高い状態が続いていることを受けて、加藤勝信厚生労働相は18日の閣議後の記者会見で、「マスクを着用した場合には熱中症のリスクがより高まるため、こまめに水分補給するなど十分に注意をしてほしい」と述べた上で、ほかの人の体調の異変に気づいた際には積極的な声掛けを行うよう呼び掛けた。 加藤厚労相は、新規感染者の緩やかな増加が続いている新型コロナウイルスへの対策で、夏休みシーズンを前に注意すべき点にも言・・・
-
2023年07月12日(水)
[診療報酬] 24時間対応の訪問看護体制構築へ、報酬で評価 中医協・総会
- 厚生労働省は12日の中央社会保険医療協議会・総会で、質の高い訪問看護や、24時間対応が可能な訪問看護の提供体制の構築を推進するための診療報酬での評価を論点に挙げた<doc10193page166>。 訪問看護の利用者については、25年以降に後期高齢者(75歳以上)が全体の7割以上を占めるほか、198の医療圏で40年以降にピークを迎えることが見込まれている<doc10193page14>。 厚労省によると、21年5月時点での訪問看護ス・・・
-
2023年07月11日(火)
[救急医療] 23年7月3日-7月9日の熱中症による救急搬送は3,964人
- 消防庁が11日に公表した7月3日-7月9日の「熱中症による救急搬送人員数(速報値)」によると、熱中症による救急搬送人員数は3,964人<doc10198page1>。5月1日からの累計は1万5,678人となり、前年同時期(2万9,951人)と比べ1万4,273人減少した<doc10198page3>。 年齢区分別の搬送人員と構成比は、新生児(生後28日未満)1人(0.0%)、乳幼児(生後28日以上7歳未満)31人(0.8%)、少年(7歳以上18歳未満)418人(1・・・
-
2023年07月10日(月)
[介護] 介護保険の利用者負担見直し 「丁寧な議論を重ねる」加藤厚労相
- 社会保障審議会・介護保険部会で負担の見直しの議論が行われていることについて、加藤勝信厚生労働相は11日に開かれた閣議後の記者会見で、「高齢者の生活に与える影響も踏まえながら、利用者が必要なサービスを受けられるよう丁寧な議論を重ねていく」と述べた。 介護保険制度を持続可能にするため、サービス費の利用者負担を2割にする対象拡大の是非などが2022年秋から話し合われている。介護保険部会では、年末までに結論を・・・
-
2023年07月10日(月)
[介護] 介護保険事業計画の基本指針案、地域の実情に応じた基盤整備
- 厚生労働省は10日、2024年度からの第9期介護保険事業(支援)計画の基本指針案を社会保障審議会・介護保険部会に示した。現行からの見直しのポイントとして、都市部と地方では高齢化の進展が大きく異なることから、地域の実情に応じたサービス基盤を整備することを明記<doc10080page25>。また医療と介護の連携や地域包括ケアシステム、介護人材確保への取り組みを推進することなどが盛り込まれた。 介護保険事業(支援)・・・
-
2023年07月06日(木)
[医療提供体制] 認知症疾患医療センターの専門医療相談件数が増加 東京都
- 東京都は、6日に開かれた「東京都認知症施策推進会議」で、2022年度の認知症疾患医療センター(都内52カ所)の活動実績を報告した。専門医療相談件数は20万5,163件で前年度と比べて1万7,170件増えた。都内の高齢者の増加や専門医療相談の認知度が高まりつつあることなどが影響しているとみられる。 専門医療相談の内容は、「受診・受療」が6万2,920件で最も多く、全体の3割を占めた。「転院・入所」(6万1,184件)も多かった。・・・
-
2023年07月05日(水)
[社会福祉] 生活保護の被保護者調査 23年4月分概数 厚労省
- 厚生労働省は5日、2023年4月分の「生活保護の被保護者調査(概数)」を公表した。詳細は以下の通り<doc10221page1>。●被保護実人員総数(保護停止中を含む):201万8,366人(前年同月比5,299人減・0.3%減)●被保護世帯総数(保護停止中を含む):164万3,887世帯(6,397世帯増・0.4%増)●世帯類型別世帯数(保護停止中を含まない)▽高齢者世帯/91万395世帯(781世帯減・0.1%減)▽高齢者世帯を除く世帯/72万6,019世帯(・・・
-
2023年07月05日(水)
[診療報酬] 回復期リハ入院料の実績要件「厳格化を」 中医協・支払側委員
- 中央社会保険医療協議会の支払側委員は5日の総会で、「回復期リハビリテーション病棟入院料」の実績要件を2024年度の診療報酬改定でさらに厳格化すべきだと主張した。また、同入院料1と3での第三者からの評価について義務化も含め検討するよう求めた。同入院料は、リハビリが必要な高齢者の発生を防ぐ回復期リハビリテーションの充実を図るために、2000年度に新設された<doc10033page82>。 その後の診療報酬改定でさまざ・・・
-
2023年07月05日(水)
[感染症] 新型コロナ拡大、「第9波に入った」との判断が妥当 日医
- 日本医師会の釜萢敏常任理事は5日の定例記者会見で、新型コロナウイルス感染症について「全国で感染が徐々に増えていく状況は変わらない」と述べ、感染拡大の「第9波」に入ったと判断するのが妥当だとの認識を示した。 新型コロナの定点医療機関からの患者報告は、沖縄、鹿児島、熊本などで増えており、釜萢氏は、第25週(6月19日-6月25日)の報告数を1カ月前の第21週(5月22日-5月28日)と比べると、ほとんどの地域で増えた・・・
-
2023年07月04日(火)
[介護] 「老老介護」が6割超、過去最高を更新 国民生活基礎調査
- 介護をする人と受ける人がいずれも65歳以上の「老老介護」の割合が初めて6割を超え、過去最高を更新したことが、厚生労働省が行った「2022年国民生活基礎調査」の結果で分かった。 厚労省は、行政の企画、立案に必要な資料を得ることを目的に、保健、医療、福祉、年金、所得など国民生活の状況を調査しており、2022年に調査した「国民生活基礎調査」を4日に公表した。今回は3年に1度の大規模調査の年にあたり、約30万世帯を対象・・・
-
2023年07月04日(火)
[救急医療] 23年6月26日-7月2日の熱中症による救急搬送は3,227人
- 消防庁が4日に公表した6月26日-7月2日の「熱中症による救急搬送人員数(速報値)」によると、熱中症による救急搬送人員数は3,227人<doc10051page1>。5月1日からの累計は1万1,714人となり、前年同時期(2万3,722人)と比べ1万2,008人減少した<doc10051page3>。 年齢区分別の搬送人員と構成比は、乳幼児(生後28日以上7歳未満)28人(0.9%)、少年(7歳以上18歳未満)304人(9.4%)、成人(18歳以上65歳未満)1,04・・・
-
2023年07月03日(月)
[社会福祉] 単身高齢者への居住支援「物件の供給」が課題 3省合同検討会
-
- 住宅確保要配慮者に対する居住支援機能等のあり方に関する検討会(第1回 7/3)《厚生労働省、国土交通省、法務省》
- 発信元:厚生労働省 社会・援護局 地域福祉課 生活困窮者自立支援室 カテゴリ: 社会福祉 高齢者
-
2023年06月28日(水)
[介護] 「医療・介護・障害連携の財源を」日看協委員 介護給付費分科会で
- 社会保障審議会・介護給付費分科会は28日、2024年度に行われる介護報酬と診療報酬の同時改定に向けて中央社会保険医療協議会の総会と合同で開いた意見交換会の内容を踏まえて議論し、田母神裕美委員(日本看護協会常任理事)は、医療・介護・障害サービスの連携推進に必要な財源の確保を厚労省に求めた。 中医協総会との意見交換会は、24年度の同時改定に向けて介護と医療の連携や調整を一層進めるため、3月から5月にかけて3回・・・
-
2023年06月28日(水)
[診療報酬] 2024年度診療報酬改定(1) 救急医療の評価は三次に偏重、高齢者対応の体制確保も含めて二次の拡充を
-
- 中央社会保険医療協議会 総会(第543回 4/26)(第544回 5/10)(第545回 5/17)《厚生労働省》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: 2024年度改定 Scope 特集
ダウンロードしたPDFファイルを閲覧・印刷するには、Adobe Reader(またはAdobe Acrobat Reader)がインストールされている必要があります。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。