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2016年04月22日(金)
[介護保険] 保険者機能の強化へインセンティブなど論点提示 介護保険部会
- 厚生労働省は4月22日、社会保障審議会の「介護保険部会」を開催。地域の実情に応じたサービス推進へ「保険者機能の強化」を議題とし、論点を提示した。 「介護保険の保険者等による地域分析と対応」に関して、厚労省は保険者(市町村)が限られた資源を効率的・効果的に活用するため、各都道府県が介護給付費に関する目標などを定めた「介護給付適正化計画」を策定していると説明。しかし、市町村が適正化事業を行っているもの・・・
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2016年04月22日(金)
[高齢者] 有料老人ホームで前払金の保全措置がない施設は77件 厚労省
- 厚生労働省は4月22日、「有料老人ホームを対象とした指導状況等のフォローアップ調査(第7回)」の結果を発表した。老人福祉法で有料老人ホームに該当しながら届出を行っていない施設への指導や前払金の保全措置の状況をまとめたもの。 2015年6月30日時点で、全国で未届けの施設は1,017件(p3参照)。前回調査(2014年10月31日)に比べ56件増。前回未届けの961件のうち、2015年6月30日までに届出を済ませた施設は159件で、・・・
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2016年04月21日(木)
[税制]消費税増収額の16.4%の1.35兆円を社会保障の充実に配分 推進会議
- 政府は4月21日、「社会保障制度改革推進会議」を開催。「社会保障と税の一体改革に関連した施策の進捗状況」を議題とし、厚生労働省が「2016年度の社会保障の充実」などについて報告している。 消費税率が2014年4月から8%へ、2017年4月(予定)から10%へ段階的に引き上げられる。「5%の消費税率引き上げ」(増収額14.0兆円)に関して、厚労省は消費税収はこれまで、高齢者3経費(基礎年金、老人医療、介護)に充てられていた・・・
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2016年04月21日(木)
[災害医療] 避難者向けのエコノミークラス症候群防止の情報を公開 厚労省
- 厚生労働省は4月1日、避難生活を送っている人に向けて、「エコノミークラス症候群の防止と当面の水アクセス」について、リーフレットをウェブサイトに掲載し、情報提供を行っている(p1~p2参照)。 リーフレットでは、エコノミークラス症候群の説明、予防方法、受診の目安などを記載。高齢者、悪性腫瘍患者、妊婦、産褥婦などは特に注意が必要であることを説明している(p1参照)。 また、受診の判断がつかない場合の相・・・
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2016年04月21日(木)
[災害医療] 熊本地震、医療機関の被害減少傾向、透析不可病院も減 厚労省
- 厚生労働省は4月21日13時現在の「熊本県熊本地方を震源とする地震に係る被害状況」に関するまとめ(p2~p30参照)を発表した。 医療施設の被害状況に関し、厚労省は直接確認した71施設の状況を報告。「ライフライン(電気、ガス、水道)の供給に問題のある医療機関」は16カ所(4月19日比7カ所減)、「問題ない医療機関」は50カ所(同7カ所増)で、「建物損壊のリスクがある医療機関」は8カ所(同2カ所増)となっている・・・
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2016年04月19日(火)
[医療改革] 「見える化」に関する議論のまとめを公表 社会保障WG
- 政府の経済・財政一体改革推進委員会「社会保障ワーキング・グループ(WG)」は4月19日、「『見える化』の更なる深化等に関する議論のまとめ」(p2~p12参照)を公表した。2015年12月に「経済・財政再生アクション・プログラム」で、主要歳出分野ごとの成果指標(KPI)による改革の進捗管理・評価などを行うこととなり、社会保障分野では、経済・財政計画の44改革項目を実行している。WGでは、改革の推進に向け「見える化」の・・・
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2016年04月18日(月)
[社会保障] 経済政策で医療公費負担が減少、介護職員確保財源に 諮問会議
- 内閣府は4月18日、「経済財政諮問会議」を開催し、骨太方針(経済財政運営と改革の基本方針)に向けて「アベノミクスの成果の活用」などを議論した。 政府の経済政策・アベノミクスの成果に関して、麻生太郎財務大臣は高齢者世帯を除く生活保護世帯数が2013年の88.4万世帯から2015年には6.4万世帯減少したと報告。さらに、雇用保険による失業給付は2009年度の1.6兆円から2014年度までに0.8兆円減少。雇用拡大に伴い、被用者保険・・・
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2016年04月18日(月)
[災害医療] 熊本地震でDMAT265隊を派遣、DPAT13隊が心のケア 厚労省
- 厚生労働省は4月18日12時現在の「熊本県熊本地方を震源とする地震」に関するまとめを発表した。 医療施設の被害状況に関して、厚生労働省は熊本周辺の主要な被災が想定される65医療機関を直接確認して、概況を報告。内訳は「建物損壊のリスクがある医療機関」6カ所、「ライフライン(電気・ガス・水道)の供給に問題のある医療機関」20カ所、「連絡が取れない医療機関」4カ所、「問題がない医療機関」38カ所という状況・・・
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2016年04月17日(日)
[介護保険] 被災地における円滑な介護サービス提供を要請 厚労省
- 厚生労働省は4月17日付で、「災害により被災した要介護(支援)高齢者の介護保険施設等の利用」に関する事務連絡を行った(p1~p5参照)。 事務連絡では、熊本地震で被災した介護を必要とする高齢者の状況や実態の把握、介護サービスの円滑な提供について柔軟な対応を市町村などに求めている。 介護保険施設などについて、定員超過利用となっても所定単位数の減算は行わず、所定の介護サービス費の対象とするほか、特定施設・・・
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2016年04月15日(金)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール(4月18日~4月23日)
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- 来週注目の審議会スケジュール(4月18日~4月23日)(4/15)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
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2016年04月13日(水)
[健康] 特定保健指導で男性5,720円・女性1,680円以上抑制 保険者検討会
- 厚生労働省は4月13日、「保険者による健診・保健指導等に関する検討会」を開催し、「特定健診・保健指導の医療費適正化効果等の検証のためのワーキンググループ検証結果取りまとめ」や「後期高齢者支援金の加算・減算制度」などについて報告した。 厚労省は特定健診・特定保健指導による検査値への影響と医療費適正化効果の経年分析の結果を報告した。分析はレセプト情報・特定健診等情報データベース(NDB:ナショナルデータベ・・・
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2016年04月13日(水)
[経営] 4月13日付改定の生活衛生資金貸付利率 厚労省
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- 生活衛生資金貸付利率の改定について(4/13)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 医薬・生活衛生局 生活衛生・食品安全部 生活衛生課 カテゴリ: 社会福祉
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2016年04月12日(火)
[医療保険] 2016年度の退職者医療、概算拠出率は1.68345‰ 厚労省
- 厚生労働省は4月12日、退職者医療制度に関する「2016年度の概算拠出率」を公表した。 退職などで企業を辞めた人は国保に加入するが、退職者医療制度では一定の条件(被用者の期間が20年以上の長期にわたる等)を満たす人の医療費に関して、自らが支払う保険料と各被用者保険制度からの拠出金で賄っている。 概算拠出率は被用者保険等からの拠出金を計算する根拠となるもので、2016年度は1.68345‰(2015年度は2.31908&pe・・・
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2016年04月06日(水)
[社会福祉] 生活保護の傷病者・障害者世帯は44万3,507世帯 厚労省
- 厚生労働省は4月6日、生活保護の被保護者調査(2016年1月分概数)の結果(p1~p5参照)を発表した。被保護者の総数は216万3,394人(前年同月比6,904人減)で、保護率は人口100人あたり1.71%となった(p1参照)(p3参照)。 被保護世帯数は163万3,301世帯(同1万4,447世帯増)。このうち、傷病者・障害者世帯は前年同月比1万2,690世帯減の44万3,507世帯(構成割合27.3%)、高齢者世帯は同4万684世帯増の80万6,606世・・・
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2016年04月05日(火)
[社会福祉] 2016年度社会福祉振興助成事業を募集 福祉医療機構
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- 平成28年度社会福祉振興助成事業募集のお知らせ(4/5)《福祉医療機構》
- 発信元:独立行政法人福祉医療機構 カテゴリ: 社会福祉 高齢者
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2016年04月04日(月)
[予算] 医療・介護提供体制の適正化などの基本的な考え方提示 財政分科会
- 財務省は4月4日、財政制度等審議会の「財政制度分科会」を開催し、改革工程表の主要分野である、(1)医療・介護提供体制の適正化、(2)負担能力に応じた公平な負担、給付の適正化、(3)薬価、調剤等の診療報酬および医薬品に係る改革-などについて、具体化に向けた今後の対応(基本的な考え方)を提示した(p56参照)(p82~p95参照)。なお、検討に当たっては、「これまでの財政制度審議会の『建議』で示した改革の方・・・
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2016年04月04日(月)
[医療改革] ビッグデータ活用に向けて保険者機能を強化 経済財政諮問会議
- 内閣府は4月4日、「経済財政諮問会議」を開催し、「600兆円経済の実現」と「経済・財政一体改革」などを議論した。経済・財政一体改革の中で、塩崎恭久厚生労働大臣が社会保障改革の重点分野の1つである「保険者機能の強化」などを説明。具体策として、(1)データヘルス横展開の加速による医療の質と持続性の向上、(2)介護予防の横展開―の2つを示した(p18参照)。 (1)では、健康長寿と医療費適正化を目指し、「保険者・・・
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2016年04月01日(金)
[医療保険] 2016・17年度の後期高齢者保険料、1人平均月額5,659円 厚労省
- 厚生労働省は4月1日、後期高齢者医療制度の平成28・29年度の保険料率を発表した。 2016・2017年度の被保険者1人あたりの平均保険料額は、全国平均で月額5,659円(2014・2015年度の5,632円に比べ、27円・0.5%増加)となる見込み。 被保険者均等割額は、年額4万5,289円(2014・2015年度4万4,980円)、月額3,774円(同3,748円)。所得割率(所得比例部分)は9.09%(同8.88%)。平均保険料額は、年額6万7,904円(同6万7,585円・・・
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2016年03月31日(木)
[医療改革] 国保・後期高齢者医療制度などを有識者ヒアリング 社会保障WG
- 政府は3月31日、経済・財政一体改革推進委員会の「社会保障ワーキング・グループ(WG)」を開催し、(1)自治体の国民健康保険・後期高齢者医療制度 医療・介護費分析から見えてくる医療費の使われ方(p2~p19参照)、(2)予防・健康づくりの社会システム化(p20~p26参照)、(3)社会保障制度のサステナビリティ(持続可能性)を維持するために医療介護情報をいかに活用すべきか(p27~p40参照)-について、有識者ヒア・・・
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2016年03月30日(水)
[介護保険] 高齢者虐待疑われる場合など事前通告なしの実地指導を 厚労省
- 厚生労働省は3月30日、介護保険最新情報vol.532(p1~p13参照)を公表し、「介護保険施設等の指導監督についての一部改正」(p2~p3参照)と「介護保険施設等に対する実地指導の一層の推進」(p4~p13参照)に関する同日付の通知・事務連絡を掲載した。 昨年(2015年)、大手介護事業者グループが運営する複数の事業所で養介護施設従事者らによる高齢者虐待が発生し、事業所に対する行政処分がされている。 これを受けて・・・
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2016年03月30日(水)
[医療改革] 都道府県別1人あたり医療費に15万円以上の差 経済財政推進委
- 政府は3月30日、経済財政諮問会議の専門調査会「経済・財政一体改革推進委員会」を開催。改革工程表の「計画初年度のPDCA構築」などを議題とし、「社会保障WGの検討状況」などが報告がされた。 社会保障WG(ワーキンググループ)は医療費等の「見える化」に関する資料を提出し、近年の医療費の伸び率を要因で分けると、「高齢化」のため1.5%前後の伸び率となっていると指摘(p7参照)。 診療種別の医療費伸びは入院・入院・・・
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2016年03月30日(水)
[介護保険] 訪問看護体制減算の該当事業所、改定後約10%減 介護給付費分科会2
- 3月30日の社会保障審議会「介護給付費分科会」では、このほか、「2015年度介護報酬改定の効果検証及び調査研究に係る調査(2015年度調査)の結果概要」などを議論した。結果概要は下部組織の「介護報酬改定検証・研究委員会」で3月16日に了承された「看護小規模多機能型居宅介護のサービス提供の在り方に関する調査研究事業の結果概要」など7調査について(同日に一部お伝えしています)。 同調査は、2015年度介護報酬改定で、・・・
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2016年03月29日(火)
[介護保険] 5月に認知症高齢者グループホーム等の整備費補助説明会 東京都
- 東京都は5月16日に、認知症高齢者グループホームおよび都市型軽費老人ホームの設置促進を図るため、整備費補助制度等について説明会を開催する。 参加対象は、グループホームや福祉施設の運営事業者、土地・建物所有者(オーナー)などで、事業に関心のある人。 日程は2016年5月16日、午後1時30分から午後4時30分まで、都庁第1本庁舎5階大会議場(新宿区西新宿2丁目)で開催。参加申込みは4月28日までにファクスで送付する・・・
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2016年03月29日(火)
[救急医療] 救急出動件数、搬送人員ともに7年連続増加 消防庁
- 総務省消防庁は3月29日、2015年度の「救急出動件数等(速報)」(p1~p13参照)を公表した。 2015年度の救急自動車による救急出動件数は605万1,168件で、前年2014年度比6万6,247件増加(同1.1%増)。搬送人員は546万5,879人で、同5万9,962人の増加(同1.1%増)となり、救急出動件数、搬送人員ともに過去最多を記録し、7年連続の増加だった(p1参照)(p3参照)。 事故種別でみると、出動件数は、「急病」が385万11・・・
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2016年03月25日(金)
[後期高齢者] 2015年12月の後期高齢者医療制度加入者は約1,604万人 厚労省
- 厚生労働省は3月25日、2015年12月現在の「後期高齢者医療事業状況報告(事業月報)」(p1~p3参照)を公表した。これは、後期高齢者医療制度の運営状況について加入者数を5歳刻みで集計し、毎月報告しているもの。 今回の事業月報によると、同制度の加入者数は、全国で1,604万8,580人(前年同月比2.8%増)だった。また、65歳以上75歳未満の障害認定者数は35万76人。100歳以上の被保険者数は6万326人。被扶養者であった被保険・・・
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