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2014年07月15日(火)
[医療保険] 台風8号の被災者、被保険者証がなくても保険診療を受診可能
- 厚生労働省は7月15日に、「平成26年台風第8号の接近に伴う大雨による被災者に係る被保険者証等の提示等」に関する事務連絡を行った。 今月(平成26年7月)の台風8号による被災により、被保険者証等を紛失したり、家に残したまま避難しているケースも考えられる。このため、事務連絡では被災者が医療機関を受診する際は、氏名、生年月日、連絡先(電話番号等)、被用者保険の場合は事業所名、国保・後期高齢者医療制度では住所、・・・
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2014年07月10日(木)
[医療保険] 協会けんぽ25年度決算、黒字続くも「財政構造の好転」に至らず
- 全国健康保険協会は7月10日に、「協会けんぽ(医療分)の平成25年度決算(見込み)」を公表した。 協会けんぽは、主に中小企業の会社員やその家族が加入する公的医療保険で、財政状況が厳しいことが知られている。このため、現在(1)国庫負担割合を16.4%に引上げる(従前は13.0%)(2)後期高齢者支援金計算において3分の1総報酬割を導入する(従前はすべて加入者割であり、相対的に負担が重かった)―との特例措置が行われて・・・
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2014年07月09日(水)
[看護] 訪問看護に係る区分支給限度基準額の見直し等要望 日看協
- 日本看護協会は7月9日に、厚生労働省の原老健局長に宛てて「平成27年度介護報酬改定に関する要望書」を提出した。 日看協は、病院の在院日数短縮にともなう、在宅や介護施設での「要介護(支援)者の増加」、「看取りのニーズの増大」などを踏まえ、「24時間365日対応可能な看護体制の整備」と、「サービスの安定的供給」が必要であると主張。そのうえで、地域包括ケアシステムにおいて、看護が十分に機能を発揮し、高齢者の生・・・
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2014年07月08日(火)
[救急医療] 26年6月30日~7月6日の熱中症による救急搬送者数、全国で960人
- 総務省消防庁は7月8日に、平成26年6月30日から7月6日までの1週間の「都道府県別熱中症による救急搬送人員数」(速報値)を発表した。 6月30日(月)から7月6日(日)までに、全国で熱中症により搬送された人の数は960人だった(p2参照)。 この週は、一貫して湿度は高めであったが、日によって最高気温に波があり、前半30度近くに上昇した日もあれば、24度程度の日もあるといった具合に不安定だった。これに伴い搬送者数も・・・
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2014年07月03日(木)
[高齢者] 未届有料老人ホームが24年調査から508件も増加、厚労省は指導強化
- 厚生労働省は7月3日に、「有料老人ホームを対象とした指導状況等のフォローアップ調査(第5回)」結果を発表した。 この調査は、老人福祉法上の有料老人ホームに該当するものの、届出がされていない施設への指導状況について、都道府県からの報告をまとめたもの。 調査結果を眺めてみよう。 まず、平成25年10月31日時点で未届の施設は全国で911件ある。前回調査(24年10月31日時点)よりも508件も増加しており、届出手続きは・・・
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2014年07月01日(火)
[救急医療] 26年6月23日~6月29日の熱中症による救急搬送者数、全国で874人
- 総務省消防庁は7月1日に、平成26年6月23日から6月29日までの1週間の「都道府県別熱中症による救急搬送人員数」(速報値)を発表した。 6月23日(月)から6月29日(日)までに、全国で熱中症により搬送された人の数は874人であった(p2参照)。 この週は、梅雨の雨に加え局地的豪雨、さらに気温も高めで推移した。そのため、6月23日に105人だった搬送者数も緩やかに増加し、6月29日には182人になっている(p2参照)。 ・・・
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2014年06月30日(月)
[後期高齢者] 平成26年3月現在の後期高齢者医療制度加入者は1543万人
- 厚生労働省は6月30日に、平成26年3月現在の後期高齢者医療毎月事業月報を公表した。これは、後期高齢者医療制度の運営状況について、加入者数を5歳刻みで集計し、毎月報告しているもの。 事業月報によると、26年3月の後期高齢者医療制度の加入者数は、全国で1543万5559人(対前年同月比1.8%増)。65歳以上75歳未満の障害認定者数は36万6927人となっている。100歳以上の被保険者数は5万6627人であった(p1~p2参照)。 また・・・
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2014年06月27日(金)
[高齢者] 社会保障改革では「選択と集中」が不可欠、給付対象の限定も検討
- 財務省は6月27日に、「高齢社会における選択と集中に関する研究会」報告書を発表した。 この研究会は2013年(平成25年)12月から2014年(平成26年)3月にかけて開かれ、「高齢者のニーズ」「ニーズへの対応に関する官と民の役割分担のあり方」「『選択と集中』を意識した、官民それぞれの高齢化に対する取組のあり方」などを研究してきた。 報告書は、研究会メンバーによる各専門分野の発表をベースにした論文をまとめたものと・・・
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2014年06月27日(金)
[診療報酬] 特定施設の訪問診療、月1回は同一日・別日に1人訪問形式が半数
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- 平成26年4月からの集合住宅の訪問診療の報酬削減効果のアンケート 155事業所で医療機関が撤退・交代(6/27)《全国特定施設事業者協議会ほか》
- 発信元:全国特定施設事業者協議会、認知症介護事業者連絡協議会、サービス付き高齢者向け住宅協会、全国有料老人ホーム協会 カテゴリ: 診療報酬 調査・統計
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2014年06月27日(金)
[高齢者] サ高住等対象のヘルスケアリート活用GL、利用者の安心感確保を
- 国土交通省は6月27日に、「高齢者向け住宅等を対象とするヘルスケアリートの活用に係るガイドライン」を公表した。 高齢者向け住宅等を対象とするヘルスケアリートについては、政府の成長戦略(日本再興戦略)等で「民間資金の活用を図るため、ヘルスケアリートの活用に向け、高齢者向け住宅等の取得・運用に関するガイドラインの整備、普及啓発等」を行うと提言されたことを受けて検討が進められてきた。 6月9日の検討会では・・・
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2014年06月25日(水)
[人口動態] 平成26年1月の人口、2.48人の現役世代で1人の高齢者支える
- 総務省は6月25日に、「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(平成26年1月1日現在)」を発表した。 今回より、対象期間について「年度(4月1日~3月31日)」から「年(1月1日~12月31日)」に変更されている点に留意が必要だ(p1参照)(p6参照)。 それによると、全国の人口は1億2843万8348人。このうち日本人は1億2643万4964人で、前年に比べて24万3684人・0.19%減少している(p2参照)・・・
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2014年06月24日(火)
[救急医療] 26年6月16日~6月22日の熱中症による救急搬送者数、全国で770人
- 総務省消防庁は6月24日に、平成26年6月16日から6月22日までの1週間の「都道府県別熱中症による救急搬送人員数」(速報値)を発表した。 6月16日(月)から6月22日(日)までに、全国で熱中症により搬送された人の数は770人であった(p2参照)。 この週は、ほぼ全国的に梅雨入りしたこともあり、気温はやや低めであったが湿度が高くなった。これに伴い搬送者数も増減し、6月16日は146人と多めだが、22日には55人と約3分の1・・・
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2014年06月17日(火)
[医療保険] 後期高齢者支援金計算の「総報酬割」、公平な負担目指すもの
- 政府は6月17日に、「健康保険組合の財政健全化の観点からの医療費支出の削減に関する質問」に対する答弁書を公表した。 健保組合は、一般に大企業の会社員等が加入する公的医療保険で、平成26年4月1日現在1410組合がある。 中小企業等の会社員が加入する協会けんぽに比べて財政状況がよいと指摘されるが、健保組合全体の平成26年度予算は3689億円の経常赤字となっている。また、個別に見ると約8割の組合が赤字という状況だ・・・
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2014年06月17日(火)
[介護] 介護人材の確保に向け、都道府県が意見交換等する戦略会議発足
- 厚生労働省は6月17日に、「介護人材確保地域戦略会議」の初会合を開催した。 高齢化の更なる進展により要介護高齢者が増加するため、介護に従事するマンパワー(介護人材)の確保が、今後極めて重要になる。 厚労省は「平成37年には現在の1.5倍以上の237万人~249万人の介護職員が必要」と試算している。 この戦略会議は、各都道府県の先進的な取組の紹介や、各都道府県の担当者間におけるノウハウの共有や発展的な対策の構築・・・
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2014年06月13日(金)
[医療改革] 骨太方針2014素案、「毎年の薬価改定」はややトーンダウン
- 内閣府は6月13日に、経済財政諮問会議を開催した。 この日は、「経済財政運営と改革の基本方針2014(仮称)」(いわゆる骨太方針の2014年版)について素案(p2~p36参照)が事務局から示された。 素案では、我が国の経済財政運営の課題として次の4点を示したうえで、具体的な取組み内容を提案している(p6~p7参照)。(1)消費税率引上げに伴う駆込み需要の反動減への対応(2)足元の動き始めた経済の好循環の更なる拡大・・・
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2014年06月11日(水)
[介護保険] 訪問介護等と有老ホーム等が一体型の減算、拡大には慎重意見
- 厚生労働省は6月11日に、社会保障審議会の「介護給付費分科会」を開催した。 この日は、平成27年度介護報酬改定に向けて(1)認知症への対応(2)高齢者向け住まい―の2点を議題とした。◆認知症高齢者グループホーム、重度者への医療連携推進方策など論点に (1)の認知症対応は、高齢化が進行しつづける我が国ではきわめて重要な課題だ。 厚労省当局は、平成24年9月に「平成32年末に認知症高齢者数(「認知症高齢者の日常生活・・・
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2014年06月09日(月)
[医療改革] 2014年(26年)版骨太方針骨子案、「毎年の薬価改定」等盛込む
- 内閣府は6月9日に、経済財政諮問会議を開催した。 この日は、事務局から「経済財政運営と改革の基本方針2014(仮称)」骨子案が示され、これを了承している。 「経済財政運営と改革の基本方針2014」は、いわゆる「骨太方針」の2014年(平成26年)版である。 骨子案では、アベノミクスで好転の兆しを見せている我が国の経済について、成長を持続させるための方策を掲げている(p20~p23参照)。 医療・介護に関連の深い項目・・・
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2014年06月09日(月)
[高齢者] サ高住、有老、認知症GHを対象とするヘルスケアリートGLまとまる
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- 高齢者向け住宅等を対象とするヘルスケアリートの活用に係るガイドライン検討委員会(第2回 6/9)《国土交通省》
- 発信元:国土交通省 土地・建設産業局 不動産市場整備課 カテゴリ: 高齢者 介護保険 医療制度改革
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2014年06月06日(金)
[介護] 地域包括支援センターや住民参加の取組みによって要介護度が改善
- 厚生労働省は6月6日に、介護保険最新情報Vol.377を公表した。 今回は、同日付の事務連絡「地域包括ケアシステムの構築に向けた取組事例について」を掲載している。 地域包括ケアシステムは、大きな括りとして「医療」「介護」「予防」「住まい」「生活支援」を一体的に提供し、要介護度が重くなっても地域での生活を継続できるようにする構想だ。 ところで、地域包括ケアシステムは、国が示した制度等を運用するものではなく・・・
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2014年06月05日(木)
[高齢者] 一般住宅とサ高住の併設施設、設計・整備費を東京都が補助
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- 「一般住宅を併設したサービス付き高齢者向け住宅整備事業」の事業実施方針の策定について(6/5)《東京都》
- 発信元:東京都 都市整備局 住宅政策推進部 民間住宅課 カテゴリ: 介護保険 社会福祉 高齢者
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2014年06月04日(水)
[高齢者医療] 高齢者医療の最適運営主体の明確化要望 高齢者医療広域連合
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- 高齢者医療制度等に関する要望・提言(6/4)《全国後期高齢者医療広域連合協議会》
- 発信元:全国後期高齢者医療広域連合協議会 カテゴリ: 医療保険 高齢者
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2014年06月04日(水)
[介護] 介護人材等の確保に向けた検討会がスタート、26年秋にも取りまとめ
- 厚生労働省は6月4日に、「福祉人材確保対策検討会」の初会合を開催した。 高齢化の進行に伴って要介護高齢者が増加し、当然、介護の担い手の増員も求められる。厚労省は「平成37年には現在の1.5倍以上の237万人~249万人の介護職員が必要」と試算している(p2参照)(p19参照)。 しかし実態を見ると、景気好転によって他業種へ人材が流出するなど、介護分野の人材確保は大きな課題となっている(p2参照)。 そこ・・・
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2014年06月04日(水)
[医療改革] 医療費支出目標は「適切な地域医療の阻害要因」となる 日医
- 日本医師会は6月4日の定例記者会見で、財政制度等審議会財政制度分科会がまとめた「財政健全化に向けた基本的考え方」(5月30日発表)に対する見解を発表した。 基本的考え方では、医療費の伸びを抑制する方策として次のような手法をとってはどうかと提案している。(1)保険給付範囲について、「外来受診時の定額負担制(3割負担とは別個の少額負担)」「70歳以上の高額療養費における特例の見直し」「医薬品費における参照価・・・
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2014年06月02日(月)
[救急医療] 26年5月26日~6月1日の熱中症による救急搬送者数、全国で1637人
- 総務省消防庁は6月2日に、平成26年5月26日から6月1日までの1週間の「都道府県別熱中症による救急搬送人員数」(速報値)を発表した。 5月26日(月)から6月1日(日)までに、全国で熱中症により搬送された人の数は1637人にのぼっている(p2参照)。 この週は全国的に気温が高くなり、多くの地域で最高気温が30度を超える日が多かった。これに伴い、5月26日に全国で18人だった搬送者数は日々増加。6月1日には1桁多い631人・・・
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2014年06月02日(月)
[介護保険] 福祉用具専門相談員、指定講習の後に理解度等の評価を行う
- 厚生労働省は6月2日に、介護保険最新情報Vol.376を公表した。 今回は、同日に発出された「福祉用具専門相談員について」の一部改正通知を掲載している。 平成24年度の介護報酬改定において、「平成25年4月から福祉用具貸与・販売においては、福祉用具専門相談員が『福祉用具サービス計画書』を作成する」ことが義務付けられた。 これを受けて、厚労省が平成18年3月に発出した通知「福祉用具専門相談員について」を一部改正し・・・
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