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2025年02月26日(水)
[医療提供体制] 特定行為の研修機関、申請手続き電子化へ 厚労省
- 厚生労働省は2月26日、看護師の特定行為に関する指定研修機関の申請について従来の紙書類の郵送を前提とした様式から電子的な申請を前提とした様式に変更する案を医道審議会の部会に示し、了承された。新たな様式による電子申請フォーマットを今秋ごろ公開し、2026年8月審査分から運用を始める<doc18877page3>。 厚労省はまた、既存の申請書(様式1-7)のうち、重複した項目を記載する必要がある▽指定研修機関の指定の申・・・
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2025年02月26日(水)
[診療報酬] 注射薬、ストーマ合併症加算に関する疑義解釈を事務連絡
- 厚生労働省は2月26日付で、2024年度診療報酬改定の疑義解釈資料(その20)を地方厚生(支)局などに事務連絡した。同事務連絡では医科における「注射薬」「ストーマ合併症加算」に関する疑義解釈を示している<doc18853page2><doc18853page3>。 セマグルチド(遺伝子組換え)製剤の最適使用推進ガイドライン(肥満症)における教育研修施設について2月26日付の事務連絡で、▽日本循環器学会が認定する「研修施設」▽日・・・
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2025年02月25日(火)
[医療改革] 「省力化投資促進プラン」今春ごろ策定 首相、厚労相に指示
- 石破茂首相は2月25日、医療・介護・障害福祉の関係者と生産性向上に関する車座対話を行い、3分野での生産性を向上させるための「省力化投資促進プラン」を今春ごろに策定するよう福岡資麿厚生労働相に指示した。車座対話の後、福岡厚労相が記者団に明らかにした。 車座の場では、各業界で先進的な取り組みを行っている施設の関係者から、テクノロジーの導入やタスクシフト、協働化などによる生産性向上、賃上げへの取り組みにつ・・・
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2025年02月25日(火)
[医薬品] 処方薬を指示通り飲めている人は6割 24年製薬協調べ
- 処方薬を医師や薬剤師の「指示通りに飲めている」という人は6割にとどまることが、日本製薬工業協会が行った2024年の「くすりと製薬産業に関する生活者意識調査」の結果で分かった<doc18902page24>。 調査は医療用医薬品や製薬産業に関する国民の理解や認識の実態を把握するために製薬協が1996年に開始し、2014年から毎年行っているもの。24年の調査は、医療関係者と製薬企業従事者などを除く首都圏と近畿圏の満20歳以上・・・
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2025年02月25日(火)
[医療提供体制] 東京都と山梨県がドクターヘリで協定締結
- 東京都は2月25日、山梨県とドクターヘリに関する基本協定を締結したと発表した。災害や大規模事故などの際に、相互にドクターヘリを運航する。 都は、杏林大学医学部付属病院(三鷹市)に、山梨県は県立中央病院(甲府市)に、それぞれドクターヘリを配備している。協定締結で、都県境の山間地域を中心に救急医療体制の充実を図る。また災害や大規模事故などで多数の重篤患者が出た場合などに、相互にドクターヘリを運航する。・・・
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2025年02月25日(火)
[医療提供体制] 乳腺の医師確保へ、大学教育の充実を提言 日本乳癌学会
- 日本乳癌学会は2月25日、乳がんをはじめとする乳腺疾患に携わる医師が減少の一途をたどっているとし、医師の確保に向けて大学での乳腺教育の充実などの支援を求める提言を公表した。提言は、日本乳癌学会の将来検討委員会・大学教育に関するWG(ワーキンググループ)によるもの<doc18887page1>。 WGは提言の中で、乳がんは日本人女性の9人に1人がかかり、女性が罹患する最多の悪性腫瘍だと説明。2020年の新規の乳がん患者・・・
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2025年02月25日(火)
[医療改革] 医療費を年4兆円削減「念頭に」 自民・公明・維新の3党合意
- 自民・公明・日本維新の会の3党は25日、2025年度政府予算案の採決に向けた合意文書をまとめた。現役世代の社会保険料の負担を軽減するため、早期に実現可能な社会保障改革を26年度から実行に移す。国民医療費の総額を最低でも年に4兆円削減し、現役世代の社会保険料の負担を1人当たり6万円引き下げることを「念頭に置く」としている。 社会保障改革の具体策の候補には、▽OTC類似薬の保険給付のあり方の見直し▽現役世代に負担が・・・
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2025年02月21日(金)
[医療提供体制] 「ポスト2025」を見据えた新提言公表へ 健保連
- 健康保険組合連合会の宮永俊一会長は2月21日に開かれた定時総会のあいさつで、2025年以降(ポスト2025)を見据えた新たな提言を近く公表する方針を示した。 宮永氏は「2025年は、団塊の世代が全て後期高齢者(75歳以上)になる節目の年だ。これから高齢化のピークを迎える2040年ごろに向けて、高齢者医療費の増加と現役世代の急減により拠出金の負担がさらに重くなることが見込まれる」と述べた。 新たな提言では、健保組合の・・・
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2025年02月21日(金)
[医療提供体制] 578病院の80.1%が赤字、昨年6月 全国公私病連
- 全国公私病院連盟は2月21日、2024年6月1カ月分の収支(総損益差額)が578病院の80.1%で赤字だったとする調査結果を公表した。赤字病院の割合は前年同月の76.9%(520病院)から3.2ポイント拡大。15年6月以降の調査では、新型コロナウイルスの感染が拡大した20年6月の80.3%(659病院)に次ぐ大きさだった<doc18886page12>。 病院の開設者別の赤字割合は「自治体」(255病院)が94.5%、日赤や済生会などの「その他公的」・・・
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2025年02月21日(金)
[医療提供体制] 救急応需状況を適時把握 全国共通の情報基盤整備へ
- 厚生労働省は総務省消防庁と連携し、救急医療に関する全国共通の新たな情報連携基盤(プラットフォーム)の整備を進める。現場の救急隊が患者の訴えや患部の画像などを入力して搬送先の候補となる複数の医療機関と迅速に共有できるようにするとともに、救急搬送への応需状況のタイムリーな把握も可能にする。救急搬送の調整の時間を短縮することが狙い。 新たなプラットフォームの構築により、救急医療機関と消防機関の「ワンス・・・
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2025年02月21日(金)
[医療提供体制] マイナ救急の実証事業、720消防本部で来年度実施へ 消防庁
- 総務省消防庁は21日に開催した「救急業務のあり方に関する検討会」で、2025年度にマイナ保険証を活用した救急業務(マイナ救急)の実証事業を全720消防本部の計5,334救急隊で実施する方針を示した<doc18848page43>。22年度には6消防本部で、24年度には67消防本部で既に実証事業を行っており、これらの結果を踏まえた新たなシステムを構築し、全国に拡大する。 現状では、傷病者の情報聴取を救急隊員が口頭で行っており、・・・
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2025年02月21日(金)
[医療提供体制] 救急患者連携搬送料で「病院救急車」の活用促す 消防庁
- 救急出動件数が2023年度に2年連続で過去最多を更新するなど、増加する救急需要への対策として、総務省消防庁は24年度に新設された救急患者連携搬送料の下り搬送時などで医療機関が所有する「病院救急車」の活用を推進する転院搬送ガイドラインの改訂案を有識者検討会の会合で示した<doc18848page70>。 転院搬送ガイドラインは、傷病者をほかの医療機関へ転院搬送する際に、緊急性が乏しい場合には消防機関の救急車ではな・・・
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2025年02月21日(金)
[感染症] RSウイルス感染症、咽頭結膜熱、感染性胃腸炎が前週から増加
- 国立感染症研究所は21日、「感染症週報 第6週(2月3日-2月9日)」を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り<doc18863page6><doc18863page36>。▽インフルエンザ/3.78(前週5.87)/第3週以降減少が続いている▽新型コロナウイルス感染症/5.82(6.06)/前週から減少▽RSウイルス感染症/0.96(0.86)/第2週以降増加が続いており、過去5年間の同時期と比較してかなり多い▽咽頭結膜熱・・・
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2025年02月21日(金)
[感染症] 全国報告数2万5,413人、前週から3,249人減 新型コロナ
- 厚生労働省は21日、2025年第7週(2月10日-2月16日)「新型コロナウイルス感染症の発生状況」を公表した。全国の報告数は2万5,413人で前週から3,249人の減少となった<doc18839page2>。詳細は以下の通り。●定点報告<doc18839page2>▽定点当たり(全国):5.15▽報告数(全国):2万5,413人▽都道府県別の報告数(上位3都道府県):埼玉県/1,720人、神奈川県/1,585人、千葉県/1,380人●新型コロナウイルス感染症による・・・
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2025年02月21日(金)
[インフル] インフルエンザの全国報告数1万2,964人、前週から5,628人減
- 厚生労働省は21日、2025年第7週(2月10日-2月16日)「インフルエンザの発生状況」を公表した。全国の報告数は1万2,964人で前週から5,628人の減少、前年同期と比べ8万8,868人の減少となった<doc18825page2>。定点報告と全国の保育所、幼稚園、学校を対象としたインフルエンザ様疾患発生報告の詳細は以下の通り。●定点報告<doc18825page2><doc18825page6>▽定点当たり報告数(全国):2.63▽報告患者数(全国):・・・
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2025年02月21日(金)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 2月24日-3月1日
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- 来週注目の審議会スケジュール(2月24日-3月1日)(2/21)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
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2025年02月21日(金)
[医療提供体制] 2040年に向けた医療提供体制の総合改革、新構想では「医療機関機能」の報告制度を導入
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- 2040年頃に向けた医療提供体制の総合的な改革に関する意見(12/25)《厚生労働省》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: 医療提供体制 特集 Scope
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2025年02月20日(木)
[介護保険] 介護給付費等実態統計月報 24年8月審査分 厚生労働省
- 厚生労働省は2月20日、2024年8月審査分の「介護給付費等実態統計月報」を公表した。結果の詳細は以下の通り<doc18928page1>。【受給者数】●介護予防サービス▽総数/95万1,200人▽介護予防居宅サービス/93万4,600人▽地域密着型介護予防サービス/1万3,600人●介護サービス[全体]総数/480万2,000人▽要介護1/127万8,900人▽要介護2/115万6,400人▽要介護3/92万2,800人▽要介護4/88万1,900人▽要介護5/56万1,700人[居宅サ・・・
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2025年02月20日(木)
[医療機関] 機能評価の認定総数2,126病院、新規等14病院 医療機能評価機構
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- 病院機能評価 認定状況のご案内(2/20)《日本医療機能評価機構》
- 発信元:公益財団法人日本医療機能評価機構 カテゴリ: 医療提供体制
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2025年02月20日(木)
[介護保険] 介護給付費等実態統計月報 24年7月審査分 厚生労働省
- 厚生労働省は2月20日、2024年7月審査分の「介護給付費等実態統計月報」を公表した。結果の詳細は以下の通り<doc18889page1>。【受給者数】●介護予防サービス▽総数/94万2,100人▽介護予防居宅サービス/92万3,600人▽地域密着型介護予防サービス/1万3,300人●介護サービス[全体]総数/476万6,000人▽要介護1/126万8,800人▽要介護2/114万7,200人▽要介護3/91万6,600人▽要介護4/87万5,600人▽要介護5/55万7,700人[居宅サ・・・
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2025年02月20日(木)
[介護] ケアマネ「職責に見合う処遇確保」検討へ 介護保険部会
- 厚生労働省は20日の社会保障審議会・介護保険部会で、居宅介護支援事業所の介護支援専門員(ケアマネジャー)について職責に見合う処遇を確保することや業務範囲の整理、法定研修の在り方などを論点として示した<doc18855page86>。2027年度の介護保険制度の改正を見据えて検討を深め、25年末までに取りまとめを行う。 居宅のケアマネジャーは介護報酬での処遇改善の対象外だが、部会の委員からは処遇の確保を進めるべきだ・・・
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2025年02月20日(木)
[感染症] 高用量のインフルワクチン、ファクトシート作成へ 厚科審
- 厚生労働省は20日、標準用量の4倍の抗原量が含まれる高用量のインフルエンザHAワクチンについて、費用対効果を検証するファクトシートの作成を国立感染症研究所に依頼することを厚生科学審議会の委員会に提案し、了承された。今後提出されるファクトシートを踏まえ、高用量ワクチンの定期接種化に向けた議論を進める方針。 高用量インフルエンザHAワクチンは、60歳以上へのインフルエンザの予防効果があるとして2024年末に薬事・・・
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2025年02月20日(木)
[介護] 要介護認定の審査期間、目安案を設定 社保審介護保険部会
- 厚生労働省は20日、介護保険サービスの利用に必要となる要介護認定の審査期間の目安の案を社会保障審議会・介護保険部会に示した。認定審査の段階ごとの所要期間は、認定調査の実施が依頼から「7日以内」、主治医意見書の作成は依頼から「13日以内」で、調査票や主治医意見書が揃ってから「12日以内」に認定審査会を開く<doc18856page20>。同省では、この目安を自治体に周知し、審査の参考にしてもらいたい考え。 認定審・・・
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2025年02月20日(木)
[診療報酬] 医療DX加算の再編を告示、医科は4月から6区分に 厚労省
- 厚生労働省は20日、4月に実施する「医療DX推進体制整備加算」の再編を官報告示した。現在は3区分の点数を、電子処方箋システムを導入しているかどうかやマイナ保険証の利用率の実績に応じて6区分にする。 この日に官報告示された診療報酬点数表(医科)の見直しなどによると、医療DX推進体制整備加算は4月1日以降、現在の加算1、加算2、加算3を1-2点引き上げ、電子処方箋の導入を要件にする。一方、電子処方箋を導入していない・・・
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2025年02月20日(木)
経済・財政改革は「EBPM」の強化へ 「何を・いつまでに・どのように」も明確化『Monthly』2月号
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- MC plus Monthly 2025年2月号
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: Monthly
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