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参考資料2_看護学士課程教育におけるコアコンピテンシーと卒業時到達目標 (48 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00004.html
出典情報 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第1回 7/19)《文部科学省》
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表2

Ⅱ群 ヒューマンケアの基本に
関する実践能力︵続き︶

Ⅲ群 根拠に基づき看護を計画的に実践する能力

47

卒業時の到達目標(成果)

教育内容の大項目(カテゴリー例)

②集団との協働的関係の形成

□看護情報の活用と管理
□記録の目的と法的意義
□記録の監査と評価

□ロジカルシンキング(論理的思考法)
□クリティカルシンキング
□看護過程(アセスメント、計画、実施、評価)

□看護理論、看護研究、看護実践の関係

□文献クリティーク
□研究の基本的な方法と研究倫理
□基本的な統計的分析方法
□研究成果の解釈と活用
□基本的な疫学・保健統計の知識

□情報の収集・情報提供システムとその活用
□文献の検索方法
□科学的根拠とは
□科学的根拠に基づいた実践の在り方

□集団形成の過程
□リーダーシップ
□グループダイナミクス
□グループ支援

□自己分析、自己理解
□対人関係、相互作用
□治療的コミュニケーション
□コミュニケーションの原則と技術
□援助的関係の形成過程
□カウンセリングの基本と技術
□ケアリングの考え方

教育内容(例)

10. 健康レベルを成長発達 (1)成長発達に応じた身体的な健康状態をア ①成長発達に応じた身体的な健康状態のアセ □連続体としての健康
に応じてアセスメントする セスメントできる。
スメント
□性と生殖に関する健康課題
能力
□フィジカルアセスメント
(2)成長発達に応じた精神的な健康状態をア
□ヘルスアセスメント
セスメントできる。
②成長発達に応じた精神的な健康状態のアセ □精神の仕組みと働き
スメント
□人間の基本的欲求と不安
(3)環境と健康状態との関係をアセスメント
□精神機能のアセスメント
できる。
□発達段階と発達課題
□心身相互作用と生物・心理・社会的存在
(4)その人の成長発達に応じた変化をとら
□心理社会的アセスメント
え、 包 括 的 に 健 康 状 態 を ア セ ス メ ン ト で
□ストレスと適応・対処行動
きる。
③環境と健康状態との関連のアセスメント
□人的・物理的・社会的環境のアセスメント

(3)実施した看護実践を評価し、
記録できる。

(2)その人に合わせた看護計画を実施するこ
②看護記録の目的や方法
とができる。

9.計画的に看護を実践する (1)批判的思考や分析的方法を活用して、看 ①課題に対する論理的アプローチ
能力
護計画を立案できる。

③看護実践のための理論の活用

②研究プロセスの理解と成果の活用

8.根拠に基づいた看護を提 (1)根拠に基づいた看護を提供するための理 ①根拠に基づいた看護実践
供する能力
論的知識や先行研究の成果を探索し、活用で
きる。

(2)看護の対象となる人々との協働的な関係
の形成を理解し、説明できる。

7. 援 助 的 関 係 を 形 成 す る (1)看護の対象となる人々(個人・家族・集団・ ①自己理解と援助的関係の形成
能力
地域)との信頼関係の形成に必要なコミュニ
ケーションを展開できる。

コアコンピテンシー

看護学士課程教育におけるコアコンピテンシーと卒業時の到達目標および教育内容(例)
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