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参考資料2_看護学士課程教育におけるコアコンピテンシーと卒業時到達目標 (5 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00004.html
出典情報 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第1回 7/19)《文部科学省》
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本報告書作成の背景と経緯

看護学教育において、卒業時にどのような知識や技術を身につけておくべきか、文部科学省や厚生
労働省でも検討会が重ねられてきた。特に大学教育における卒業時到達目標については平成  年に
文部科学省で検討され、平成  年度には、日本看護系大学協議会は、文部科学省先導的大学改革推進
委託事業によって「看護系大学におけるモデル・コア・カリキュラム導入に関する調査研究」  を  
実施し、
「学士課程においてコアとなる看護実践能力」として、最終的に  群  項目からなる看護実
践能力、 項目の卒業時到達目標、教育内容の学修成果としてまとめた。
その後、超高齢社会の進展、疾病構造の変化、様々な医療状況の変化にあわせて、病院施設での  
看護から地域在宅での看護活動へと、看護を提供する場の拡大がみられ、看護職への期待も変化を 
見せている。それに加えて、医療での看護の役割も高度化し、病気や治療、医療技術を担う役割も  
期待されていることから、
日本看護系大学協議会では看護学教育評価検討委員会 以下、
委員会とする
が中心となり、平成  年度から平成  年度の  年間、看護学士課程における看護実践能力及び、  
卒業時到達目標や教育のあり方の再検討を行った。
平成  年度は、 群  項目のコンピテンシーから  群  項目のコンピテンシーに改変し、Ⅰ群と
して「全人的に対象を捉える能力」を加え、その中に  項目のコンピテンシーを設定した。また、教
育内容のまとまりが見えるようコンピテンシーの教育内容 例 に大項目の列を追加し、学士課程教育
においてこれらのコンピテンシーをどのように積み上げていくかイメージ化するために構造化を行っ
た。
平成  年度は、Ⅰ群に  項目のコンピテンシーとⅤ群に  項目のコンピテンシーを加え「看護学士
課程におけるコアコンピテンシーと卒業時到達目標(案)」を作成した。その後、委員会で作成した

 群  項目の「看護学士課程におけるコアコンピテンシーと卒業時到達目標 案 」について、平
成  年度の会員校から「意見聴取」を行った。
委員会で作成した「看護学士課程におけるコアコンピテンシーと卒業時到達目標 案 」を 
校の会員校へメール送信し、資料  の依頼文とともに資料  の調査ファイルを添付した。また、
同年  月  日に、日本看護系大学協議会主催の「看護学士課程教育の質を高めるカリキュラム
開発に関する研修会」にて検討の経緯及び内容を報告し、会場で「意見聴取」への協力を求めた。
「意見聴取」の結果、 校から合計  件の意見があり、その結果をもとに修正の要否を委員
会で検討し、全体での整合性や一貫性について委員全員で確認した。その結果作成した「看護学
士課程教育におけるコアコンピテンシーと卒業時到達目標」について報告する。

野嶋佐由美 (2011) .平成 22 年度文部科学省先導的大学改革推進委託事業 看護系大学におけるモデル・コ
ア・カリキュラム導入に関する調査研究報告書.

1) 代表

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