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再生医療実現拠点ネットワークプログラム事後評価結果(案) (22 ページ)
出典
公開元URL | https://www.lifescience.mext.go.jp/2022/03/7040308.html |
出典情報 | 再生・細胞医療・遺伝子治療研究の在り方に係る検討会(第7回 3/8)《文部科学省》 |
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分化誘導法の確立、旭硝子(株)では微細加工細胞培養容器の製造法の確立、大阪大学では生物
由来原料基準に適合した再生医療用 iPS 細胞培養に適した足場タンパク質の製造法の確立をそ
れぞれ行った。
平成 30 年度から令和3年度においては細胞特性6課題、移植免疫5課題、トランスレーショナ
ルリサーチ及びリバーストランスレーショナルリサーチ 38 課題を支援した。東京大学では造血
幹細胞培養における血清代替品の作製や遺伝子治療モデルの確立、京都大学では HLA 欠失血小板
の作製及び骨格筋幹細胞への分化誘導法の確立とモデルマウスにおける有効性の評価、順天堂大
学では他家ヒトパピローマウイルス特異的細胞傷害性 T 細胞の作製、京都府立医科大学ではリバ
ーストランスレーショナルリサーチにより培養ヒト角膜内皮細胞移植における分子機序の評価
等をそれぞれ行った。
⚫ 「幹細胞・再生医学イノベーション創出プログラム」(平成 28 年度から)
令和3年度までに若手 38 課題を含む 64 課題を支援した。熊本大学では尿管芽の分化誘導法の確
立、筑波大学では低分子化合物を用いたダイレクトリプログラミングによる心筋再生法の確立、
京都大学ではⅡ型肺胞上皮細胞の分化誘導法の確立、国立国際医療研究センターではマウス造血
幹細胞を体外において骨髄と同じ状態で1か月間機能を維持する方法の確立、東京医科歯科大学
では肝臓オルガノイドの培養技術と脂肪性肝炎モデルの確立、九州大学ではマウス肝細胞のダイ
レクトリプログラミングの分子メカニズムの解明等をそれぞれ行った。
⚫ 「疾患特異的 iPS 細胞を活用した難病研究」
(平成 24 年度から平成 28 年度まで)
京都大学では進行性骨化性線維異形成症及び FGFR3 病に対して、慶應義塾大学では筋萎縮性側索
硬化症及びペンドレット病に対して、東京大学では肥大型心筋症に対してそれぞれ開発候補品を
見出した。また、樹立拠点における 261 疾患 403 症例の疾患特異的 iPS 細胞を樹立するなど、本
サブプロジェクト全体で多くの iPS 細胞を樹立した。
⚫ 「疾患特異的 iPS 細胞の利活用促進・難病研究加速プログラム」
(平成 29 年度から)
京都大学では進行性骨化性線維異形成症に対する新規の2つの化合物の同定、骨リモデリングシ
ミュレーション実験基盤の構築及び顔面肩甲上腕型筋ジストロフィーにおける病態解明、慶應義
塾大学では遺伝性パーキンソン病や筋萎縮性側索硬化症における病態解明、熊本大学では先天性
腎臓病における病態解明、千葉大学ではウェルナー症候群における病態解明をそれぞれ行うとと
もに、疾患特異的 iPS 細胞 37 疾患 106 症例 228 株を樹立した。また、
「iPS 細胞樹立課題」にお
いて健常人由来 iPS 細胞 133 症例 790 株が樹立されるとともに、
「バンク活用促進課題」におけ
る即時提供可能株の増加により提供数も大幅に増加した(本課題開始前 24 疾患 37 症例 47 株→
令和3年3月 275 疾患 439 症例 684 株)
。
⚫ 「再生医療の実現化支援課題」
(令和2年度から)
大阪はびきの医療センターでは、本プロジェクトの採択課題において個別に実用化に向けた助言
を行うとともに、
「再生医療の実現化ハイウェイ」より引き続き各実施機関のノウハウを展開す
るためのプロジェクトマネージャー会議(平成 25 年度より毎年 10~12 回実施(令和2年度のみ
6回))の開催等を行った。東京大学では、本プロジェクトの採択課題において個別に倫理的な
問題に対する助言、
「再生医療の実現化ハイウェイ」より引き続き各実施機関が参加する倫理担
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由来原料基準に適合した再生医療用 iPS 細胞培養に適した足場タンパク質の製造法の確立をそ
れぞれ行った。
平成 30 年度から令和3年度においては細胞特性6課題、移植免疫5課題、トランスレーショナ
ルリサーチ及びリバーストランスレーショナルリサーチ 38 課題を支援した。東京大学では造血
幹細胞培養における血清代替品の作製や遺伝子治療モデルの確立、京都大学では HLA 欠失血小板
の作製及び骨格筋幹細胞への分化誘導法の確立とモデルマウスにおける有効性の評価、順天堂大
学では他家ヒトパピローマウイルス特異的細胞傷害性 T 細胞の作製、京都府立医科大学ではリバ
ーストランスレーショナルリサーチにより培養ヒト角膜内皮細胞移植における分子機序の評価
等をそれぞれ行った。
⚫ 「幹細胞・再生医学イノベーション創出プログラム」(平成 28 年度から)
令和3年度までに若手 38 課題を含む 64 課題を支援した。熊本大学では尿管芽の分化誘導法の確
立、筑波大学では低分子化合物を用いたダイレクトリプログラミングによる心筋再生法の確立、
京都大学ではⅡ型肺胞上皮細胞の分化誘導法の確立、国立国際医療研究センターではマウス造血
幹細胞を体外において骨髄と同じ状態で1か月間機能を維持する方法の確立、東京医科歯科大学
では肝臓オルガノイドの培養技術と脂肪性肝炎モデルの確立、九州大学ではマウス肝細胞のダイ
レクトリプログラミングの分子メカニズムの解明等をそれぞれ行った。
⚫ 「疾患特異的 iPS 細胞を活用した難病研究」
(平成 24 年度から平成 28 年度まで)
京都大学では進行性骨化性線維異形成症及び FGFR3 病に対して、慶應義塾大学では筋萎縮性側索
硬化症及びペンドレット病に対して、東京大学では肥大型心筋症に対してそれぞれ開発候補品を
見出した。また、樹立拠点における 261 疾患 403 症例の疾患特異的 iPS 細胞を樹立するなど、本
サブプロジェクト全体で多くの iPS 細胞を樹立した。
⚫ 「疾患特異的 iPS 細胞の利活用促進・難病研究加速プログラム」
(平成 29 年度から)
京都大学では進行性骨化性線維異形成症に対する新規の2つの化合物の同定、骨リモデリングシ
ミュレーション実験基盤の構築及び顔面肩甲上腕型筋ジストロフィーにおける病態解明、慶應義
塾大学では遺伝性パーキンソン病や筋萎縮性側索硬化症における病態解明、熊本大学では先天性
腎臓病における病態解明、千葉大学ではウェルナー症候群における病態解明をそれぞれ行うとと
もに、疾患特異的 iPS 細胞 37 疾患 106 症例 228 株を樹立した。また、
「iPS 細胞樹立課題」にお
いて健常人由来 iPS 細胞 133 症例 790 株が樹立されるとともに、
「バンク活用促進課題」におけ
る即時提供可能株の増加により提供数も大幅に増加した(本課題開始前 24 疾患 37 症例 47 株→
令和3年3月 275 疾患 439 症例 684 株)
。
⚫ 「再生医療の実現化支援課題」
(令和2年度から)
大阪はびきの医療センターでは、本プロジェクトの採択課題において個別に実用化に向けた助言
を行うとともに、
「再生医療の実現化ハイウェイ」より引き続き各実施機関のノウハウを展開す
るためのプロジェクトマネージャー会議(平成 25 年度より毎年 10~12 回実施(令和2年度のみ
6回))の開催等を行った。東京大学では、本プロジェクトの採択課題において個別に倫理的な
問題に対する助言、
「再生医療の実現化ハイウェイ」より引き続き各実施機関が参加する倫理担
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