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再生医療実現拠点ネットワークプログラム事後評価結果(案) (28 ページ)
出典
公開元URL | https://www.lifescience.mext.go.jp/2022/03/7040308.html |
出典情報 | 再生・細胞医療・遺伝子治療研究の在り方に係る検討会(第7回 3/8)《文部科学省》 |
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ジェクトから多数の課題が文部科学省の他のプロジェクトや、厚生労働省及び経済産業省の所管
するプロジェクトへ導出・技術移転された。
本プロジェクトの各サブプロジェクトにおいては、多数の若手研究者の育成や、学会・シンポジ
ウムでの発信がなされた。「幹細胞・再生医学イノベーション創出プログラム」においては、成
果の発信に加え、これまでに研究代表者総計 12 名の昇進がなされる等の本プロジェクトを通じ
た若手研究者の育成がなされたり、小中学校への出張授業が行われた。また、
「再生医療の実現
化支援課題」においては、支援人材の育成がなされた。
「疾患特異的 iPS 細胞の利活用促進・難
病研究加速プログラム」においては、疾患研究者と iPS 細胞研究者のマッチング支援が行われ、
これまでに 21 課題が採択された。
「再生医療の実現化ハイウェイ」及び「再生医療の実現化支援課題」においては、先述のプロジ
ェクトマネージャー会議や倫理担当者会議を開催し、本プロジェクトの各研究者と情報共有・意
見交換が行われた。
3-2.評価について
評価項目:新しい知見の創出への貢献、研究開発の質の向上への貢献、知的基盤整備への貢献等。
評価基準:
○iPS 細胞の臨床応用を見据えた安全性や標準化に関する研究、再生医療用 iPS 細胞ストックの構
築を進めることができたか。
○iPS 細胞等を用いた再生医療について、世界に先駆けて臨床応用するべく研究開発が加速されて
いるか。
○疾患・組織別に責任を持って再生医療の実現を目指す研究体制の構築を進めることができたか。
○我が国の再生医療関連産業(再生医療・創薬、細胞製造、装置、培地等)の育成に資する技術開
発を進めることができたか。
○次世代の革新的な再生医療に向けた新たなシーズの開発や若手研究者をはじめとする次世代の
再生医療に関わる人材育成、他分野の研究者の参入等を図ることができたか。
○研究倫理やレギュラトリーサイエンス等の課題に対して、各研究機関が連携することで、効果的
に研究開発が行われたか。
○社会全体や行政施策、知的基盤等へ多面的な波及効果を与えることができたか。
● 「プロジェクト全体」
国際共同研究、若手研究者育成、異分野との融合等が効率的に行われ、再生医療の分野に大きな
インパクトを与えたと考える。更なる研究者間の連携の推進を図ることなどの方策を講ずること
で、視野の広い国際的にも認められる研究者の輩出につながることを期待したい。真の実用化の
ためには産業界との確固とした連携・協力体制の構築が必要であり、そのためには本プロジェク
トの牽引役となる成功事例を示すことが望まれる。さらに、医療応用、産業化を前にして、これ
からますます、基礎研究と着実なデータ収集が必要になると考える。
再生医療関連の産業育成については、成果がアカデミア内、医師主導治験にとどまっている可能
性があり、企業による成果活用の実態について分析する必要がある。
生命倫理や規制科学の面からの被験者保護や倫理的課題に関する会議を数多く実施し、臨床研
究・治験を支える体制を教育的な観点でサポートできている。
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するプロジェクトへ導出・技術移転された。
本プロジェクトの各サブプロジェクトにおいては、多数の若手研究者の育成や、学会・シンポジ
ウムでの発信がなされた。「幹細胞・再生医学イノベーション創出プログラム」においては、成
果の発信に加え、これまでに研究代表者総計 12 名の昇進がなされる等の本プロジェクトを通じ
た若手研究者の育成がなされたり、小中学校への出張授業が行われた。また、
「再生医療の実現
化支援課題」においては、支援人材の育成がなされた。
「疾患特異的 iPS 細胞の利活用促進・難
病研究加速プログラム」においては、疾患研究者と iPS 細胞研究者のマッチング支援が行われ、
これまでに 21 課題が採択された。
「再生医療の実現化ハイウェイ」及び「再生医療の実現化支援課題」においては、先述のプロジ
ェクトマネージャー会議や倫理担当者会議を開催し、本プロジェクトの各研究者と情報共有・意
見交換が行われた。
3-2.評価について
評価項目:新しい知見の創出への貢献、研究開発の質の向上への貢献、知的基盤整備への貢献等。
評価基準:
○iPS 細胞の臨床応用を見据えた安全性や標準化に関する研究、再生医療用 iPS 細胞ストックの構
築を進めることができたか。
○iPS 細胞等を用いた再生医療について、世界に先駆けて臨床応用するべく研究開発が加速されて
いるか。
○疾患・組織別に責任を持って再生医療の実現を目指す研究体制の構築を進めることができたか。
○我が国の再生医療関連産業(再生医療・創薬、細胞製造、装置、培地等)の育成に資する技術開
発を進めることができたか。
○次世代の革新的な再生医療に向けた新たなシーズの開発や若手研究者をはじめとする次世代の
再生医療に関わる人材育成、他分野の研究者の参入等を図ることができたか。
○研究倫理やレギュラトリーサイエンス等の課題に対して、各研究機関が連携することで、効果的
に研究開発が行われたか。
○社会全体や行政施策、知的基盤等へ多面的な波及効果を与えることができたか。
● 「プロジェクト全体」
国際共同研究、若手研究者育成、異分野との融合等が効率的に行われ、再生医療の分野に大きな
インパクトを与えたと考える。更なる研究者間の連携の推進を図ることなどの方策を講ずること
で、視野の広い国際的にも認められる研究者の輩出につながることを期待したい。真の実用化の
ためには産業界との確固とした連携・協力体制の構築が必要であり、そのためには本プロジェク
トの牽引役となる成功事例を示すことが望まれる。さらに、医療応用、産業化を前にして、これ
からますます、基礎研究と着実なデータ収集が必要になると考える。
再生医療関連の産業育成については、成果がアカデミア内、医師主導治験にとどまっている可能
性があり、企業による成果活用の実態について分析する必要がある。
生命倫理や規制科学の面からの被験者保護や倫理的課題に関する会議を数多く実施し、臨床研
究・治験を支える体制を教育的な観点でサポートできている。
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