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再生医療実現拠点ネットワークプログラム事後評価結果(案) (30 ページ)

公開元URL https://www.lifescience.mext.go.jp/2022/03/7040308.html
出典情報 再生・細胞医療・遺伝子治療研究の在り方に係る検討会(第7回 3/8)《文部科学省》
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観点からは、より基礎科学寄りの科学者やデータサイエンティスト等の参入が望まれる。また、
企業が研究開発の早期から参画することも重要である。
以上のことから、本プロジェクトの有効性は、優れていると評価できる。
4.プロジェクトの効率性について
4-1.主な実績
● 計画・実施体制や目標・達成管理の向上方策の妥当性等について
JST(平成 25-26 年度)での運営統括が、AMED(平成 27 年度以降)での PD として引き続き統
括し、各個別課題の把握、プロジェクト内の連携並びに厚生労働省及び経済産業省が所管する
プロジェクトとの連携を推進した。採択においては、専門の異なる外部有識者による評価委員
会において、各サブプロジェクトに合わせた審査の観点から審査を実施し、これまで採択した
課題の疾患・組織や細胞種等も踏まえて採択を実施した。AMED で毎年度実施するヒアリングや
サイトビジットによる進捗管理及び事前/中間/事後評価委員会において、PS 及び PO からプロ
ジェクト内連携や知的財産確保の助言、研究開発の見直しの指示等を行った。また、評価委員
会の選定においては、若手(59 歳以下)40%以上、女性 10%以上の登用を進めた。
平成 26 年度より概ね毎年、本プロジェクトの研究交流会を開催し、プロジェクト内の連携を
促進するとともに、PS 及び PO の助言・指導のもと各課題において個別に連携を促進する場を
設定した。
「iPS 細胞研究中核拠点」と「疾患・組織別実用化研究拠点」との拠点長会議や、
「幹
細胞・再生医学イノベーション創出プログラム」におけるプログラム内交流会をそれぞれ年1
回程度開催した。また、AMED 事務局においては、進捗状況の整理や各課題の連携の場の設定を
実施した。
「疾患特異的 iPS 細胞の利活用促進・難病研究加速プログラム」では製薬企業やベ
ンチャー企業との意見交換会を開催し、そのニーズを踏まえた支援の在り方について検討し
た。
平成 25 年度より毎年、AMED 再生医療公開シンポジウム(平成 25 年度及び 26 年度は JST にお
いてそれぞれキックオフシンポジウム及び公開シンポジウム)を開催し、研究者が一般市民に
向け発表を行った。また、本プロジェクトについて関連学会や学術誌での発信を実施した。
4-2.評価について
評価項目:計画・実施体制等の妥当性、目標・達成管理の向上方策の妥当性等。
評価基準:
○PS 及び PO の取組状況及び事務局の対応状況についてはどうか。
・プロジェクト全体の進捗管理は適切だったか。
・研究課題や研究機関、企業間の連携が効率的に図られていたか。
・プロジェクト推進のための実施者への指導・助言は適切だったか。
・事務局は、PS 及び PO の指導・助言が反映されるようにするため、本プロジェクト全体の研究
進捗状況の整理等の補助的業務を適切に行っていたか。
・事務局は、社会との関係を意識した普及・啓発活動や科学コミュニケーションに関する活動を
適切に行っていたか。
○プロジェクトで支援すべき研究課題の採択は適切であったか(採択した疾患・組織や細胞種等)。
○各研究課題の計画の見直しについて、PD、PS、PO 及び外部有識者等による適切な手順に基づい
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