よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


材-2○ 医療機器業界からの意見聴取について (27 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212455_00033.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 保険医療材料専門部会(第121回 8/30)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

2.プログラム医療機器等の保険上の評価について

(4)医療従事者の労働時間を短縮させるプログラムの普及への制度的後押し
【背景・現状】
① 第120回保険医療材料専門部会にて、「医療従事者の労働時間を短縮させるプログラム医療
機器をどのように評価すべきかについては、当該プログラム医療機器の使用により医療機関
にとっては、
・短縮した時間の分の人件費が減少しうること
・短縮した分の時間を別の診療行為に費やすことで別の報酬を得る機会を得うること
などの側面を考慮すべきではないか。」とお示し頂いたところ。
② 同部会の出席委員より、「短縮した時間の分の人件費が減少しうること、短縮した分の時間
を別の診療行為に費やすことで別の報酬を得る機会を得うることなどの側面は、働き方改革
がうたわれている中で今後重要となる視点」といった意見が寄せられた。
③ 他方で、医師の過重労働により起因して患者が死亡した例や、医療機関受診に際しての患者
の待ち時間や、緊急搬送時の受け入れ困難事例など、医療従事者の過重労働により患者の
不利益が生じている。
【提案】
① 別の診療報酬を得る機会を得うる一方で、医師の過重労働による病変見逃し等で患者死亡例が出ている
実態も勘案し、患者視点での医師の働き方改革対策へ寄与する医療機器を増点・加算等評価頂くなど、
普及を制度的に後押し頂けないか。
② 患者の待ち時間短縮や救急搬送時の受け入れ困難の解消など、患者メリットへの評価を勘案頂けないか。

27