（４）ー① 医師の働き方改革への貢献による、重要な患者不利益の解消について
事例1：医師の過重労働に起因した患者死亡

2007.5

A病院泌尿器科で左腎癌摘除術

2007.6

B病院泌尿器科外来通院開始

2007.11 胸部から下腹部の造影CT撮影
左前肺底区(S8)の陰影の拡大傾向、長期間に渡り
所見として指摘なく経過
2012.6

所見の指摘

2014.3

肺癌により患者死亡

※関係者は泌尿器科外来医師2名、放射線科一次
読影医9名、二次読影医2名。
※B病院の放射線科医は、医師1人あたり国立大学

事例2：患者の待ち時間、救急搬送受入困難

手術や検査の予約が取れず
入院までに1週間以上かかっ
たとの回答
特定機能病院28.3%、大
病院27.6%、中病院
23.2%、小病院12.4%

救急搬送困難事案は、
コロナ疑い事案数を除い
ても増加傾向が伺える

病院全国平均の約1.5倍の件数の読影を実施。
出典：令和５年度第４回 プログラム医療機器等専門ワーキンググループ資料

重要な患者不利益を解決する有力な手段として、働き方改革に寄与する
SaMDへの診療報酬上の加算等評価による普及拡大が必要
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