救急医療管理加算の算定の状況②
○ 令和２年度から４年度にかけて、対象となる状態に「消化器疾患で緊急処置を必要とする重篤な状態」及び「蘇生術を必要とする重篤な状態」が追
加されたが、加算２のうち「その他の重症な状態」の算定患者数は増加していた。

○ 「意識障害又は昏睡」及び「呼吸不全又は心不全で重篤な状態」に該当する算定患者の人数は、加算１で減少し、加算２で増加していた。
救急医療管理加算の対象となる状態ごとの算定人数
①吐血、喀血又は重篤な脱水で全身状態不良の状態 ②意識障害又は昏睡 ③呼吸不全又は心不全で重篤な状態 ④急性薬物中毒 ⑤ショック
⑥重篤な代謝障害（肝不全、腎不全、重症糖尿病等） ⑦広範囲熱傷(R2)/広範囲熱傷、顔面熱傷又は気道熱傷(R4) ⑧外傷、破傷風等で重篤な状態
⑨救急手術、緊急カテーテル治療・検査又はt-PA療法を必要とする状態 ⑩消化器疾患で緊急処置を必要とする重篤な状態 ⑪蘇生術を必要とする重篤な状態
※加算２は、上記①～⑪に準ずる状態又は「その他の重症な状態」

＜救急医療管理加算１＞

（人）

＜救急医療管理加算２＞

（人）

1,200,000

1,200,000

1,000,000

1,000,000

800,000

800,000

600,000

600,000

400,000

400,000

200,000

200,000

0

0

①

②

③

④

⑤
H30

⑥
R2

⑦

⑧

⑨

⑩

⑪

①

②

③

④

R4

⑤

⑥

⑦

H30

R2

R4

10%

20%

30%

40%

50%

⑨

⑩

⑪

その他

90%

100%

（加算２の内訳）

（加算１の内訳）
0%

⑧

60%

70%

80%

90%

100%

H30

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

⑦

⑧

70%

80%

R2

R2
R4

R4
①

②

③

④

⑤

⑥

⑦

⑧

⑨

⑩

⑪

出典：DPCデータ（各年度４月～３月） ※R2とR4においては、新型コロナにより入院した患者を除く。

①

②

③

④

⑤

⑥

⑨

⑩

⑪

その他

109