入院・外来医療等の調査・評価分科会 入-1 (164 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00214.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和5年度 第8回)《厚生労働省》 |
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医療機関の主な意見等
○急性期
・ 救急患者は受け入れるが、十分な医師の確保が困難なため、手術を必要とす
る患者や高度急性期の患者はほとんど転院となる。
・ 周囲の医療機関と輪番制を構築していたが、医師の高齢化により輪番制が廃
止となって継続困難となり廃止となった。
・ 地域連携ネットワークを導入したおかげで急性期疾患の患者の経過を確認でき
るようになり、回復期に移行し地域に戻ってくるときの計画を立てやすくなった。
入院について
○回復期
・ 地域に回復期リハビリテーション病棟が少なく、遠方にあるため患者や家族に
負担がかかる。
・ 自院で回復期リハビリテーション病棟を届出できるほど周辺地域に対象となる
患者がいないため、回復期に集中的なリハビリテーションを必要とする場合、地
域包括ケア病棟に入院となる場合があり、包括評価のため経営上の負担になる。
・ 周辺に医療機関がなく機能分化ができないため、急性期も回復期も担う医療機
関は地域包括ケア病棟の自院からの転棟割合の要件を満たすのが難しい。
出典:令和5年度入院・外来医療等における実態調査(ヒアリング)
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