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入院・外来医療等の調査・評価分科会 入-1 (150 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00214.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和5年度 第8回)《厚生労働省》
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課題と論点
(短期滞在手術等基本料1)
• 令和4年度診療報酬改定において、短期滞在手術等基本料1の評価及び麻酔科医の配置に係る要件の見直しを行うと
ともに、短期滞在手術等基本料3の対象手術等のうち、入院外での実施割合の高いものについて、短期滞在手術等基
本料1の対象とすることとした。
• 短期滞在手術等基本料1の算定回数は令和4年度改定を経て増加しているが、届出病院数は届出診療所数に比して増
加幅が少ない。
• DPC/PDPSに係る令和5年度特別調査においては、短期滞在手術等基本料1の対象手術等について、術後に外来で経
過観察するスペースがないため、1日入院として当日に入退院させている実態を聴取した。
• DPCデータによる分析においても、短期滞在手術等基本料1の対象手術等について、1日入院で実施される例が一定程
度存在することが確認された。
(短期滞在手術等基本料3)
• 令和4年度診療報酬改定において、在院日数や医療資源投入量が一定の範囲に収斂している手術等について、短期滞
在手術等基本料3の対象手術等に加えることとした。
• 短期滞在手術等基本料3の対象となっている手術等は、入院外での実施割合が増加しており、平成30年度以降も一定
程度算定されている。
• 短期滞在手術等基本料3の対象となっている手術等については、令和2年度と比較して、令和4年度に平均在院日数が
短縮していた。
• これまでの診療報酬改定においては、診療実態等に合わせ、対象手術等及びその評価について、見直しを実施してい
る。

【論点】
○ 一定程度治療法が標準化され、入院外での実施が期待される手術等の評価の在り方についてどのように考えるか。
○ 一定程度治療法が標準化され、短期間で退院が可能となる手術等の評価の在り方についてどのように考えるか。

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