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別添1 新しい時代の働き方に関する研究会 報告書 (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35850.html
出典情報 新しい時代の働き方に関する研究会 報告書(10/20)《厚生労働省》
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(2)健康管理・職場環境改善を重視し、社員とのコミュニケーションを踏ま
えて改善を図っている。
・ 法定の健康管理を超えて、職場環境改善のための取組みを積極的に実施
していた。以下は、その具体例である。
① 社員アンケートをもとに職場環境の状況を見える化したうえで課題を
発見し、職場環境の改善を行う企業
② 身体の健康、こころの健康を維持・増進するために、健康経営を掲げた
上で実年齢と健康年齢の差を縮めることを目標に施策を講じる企業
③ 個々の働く人の、睡眠時間やメンタルヘルスの状況をアプリ等で把握
し、個人と組織の働き方の課題を分析することで労働生産性向上を図
る企業
・ 全社員リモートワークの企業においても、勤怠管理・健康診断等の健康
管理は重視しており、健康マネジメントを必要に応じて実施していた。
・ 企業は、労働者の健康管理を行うに当たって、労働者の健康に係る情
報を業務遂行に直接かかわる部分を超えてどこまで把握して良いかにつ
いて課題感を持っていた。
4. 働き方に関するニーズ調査結果
○ 「令和4年度労働者の働き方に関するニーズ調査(厚生労働省労働基準局
委託事業:PwC コンサルティング合同会社)」によると、仕事において重視
する要素、希望する労働時間、希望する業務遂行の仕方に対する労働者の意
向が一様でなく、労働者の求める働き方は多様であることが見受けられた。
(希望する働き方について)
○ 労働者の希望する将来の働き方は多様であり、その中で「なりゆきに任せ
たい」「わからない」とする労働者(56.5%)が一定存在しており、自らの
働き方について明確な意思を持っていない層が多いことがうかがえる。
○ 仕事の裁量については、手順(53.3%)、時間配分(54.4%)、場所(47.2%)
ともに自らの裁量を増やしたい 10 という層が一定存在する。さらに、それを
職種別に見ると、例えば時間配分の裁量の希望については管理的職業 11(74.

10

そう思う、どちらかと言えばそう思うという肯定的な意見の割合(以下、同じ)

11

当該調査においては、会社や役所での課長、部長以上などを指す。
7