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別添1 新しい時代の働き方に関する研究会 報告書 (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35850.html
出典情報 新しい時代の働き方に関する研究会 報告書(10/20)《厚生労働省》
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3%)や専門的技術的職業 12(63.2%)においてその割合が高く、年収が高
いほどその傾向が強まっている(300 万円未満:45.6%、1000 万円以上:
71.5%)。
○ また、リモートワークの希望については、希望しない層(60.6%)が一定
存在する。また、情報通信業(70.3%)、金融・保険業(52.2%)、学術研究・
専門・技術サービス業(52.1%)などの業種でリモートワークを希望する層
が多い一方、運輸・郵便業(74.0%)、宿泊業・飲食サービス業(74.2%)

医療・福祉業(74.7%)については希望しない層が多く、業種によってリモ
ートワークへの希望は多様であることがうかがえる。
○ 希望する労働時間制度については、通常の労働時間制度(61.8%)、フレ
ックスタイム制度(53.2%)を希望する層が多いが、変形労働時間制度
(37.3%)、みなし労働時間制度(30.8%)、労働時間制度の対象としない働
き方 13(27.4%)を希望する層も一定存在し、労働者のニーズは多様である。
○ 労働時間の長さについては、現状維持を望む層(59.2%)が一定存在して
いる一方、増やしたいと回答した割合は 14.5%、減らしたいと回答した割
合は 26.3%である。
○ 一つの企業で長く働くことをこれまで以上に重視する層(57.9%)が一定
存在しており、安定志向がうかがえる。
○ 今後仕事よりも仕事以外の生活を大切にすると回答した層は 74.3%を占
め、多くの方が仕事以外の生活を大事にしたいと考えていることが分かる。
(健康について)
○ 多くの労働者が健康確保を自身の主体的な関心事項として捉えている。す
なわち、「企業よりも個人が自身の健康確保を行っていくべきか」という質
問に対して「そう思う」と回答した割合は高い(73.2%)。もっとも、生産
工程の職業 14(33.0%)、輸送・機械運転の職業 15(31.4%)、建設・採掘の

12

当該調査においては、専門的技術的職業は、医師、看護師、教師、エンジニア、デザイ
ナーなどを指す。
13
当該調査においては、勤務時間を会社が管理せず、自分で決めることができ、時間によ
る賃金だけではなく、成果等により高い賃金を目指せる制度を指す。
14
当該調査においては、工場のオペレーターや組立工、生産設備の制御・監視の仕事を指
す。
15
当該調査においては、鉄道、自動車等の運転、建設機械・発電所等の運転などを指す。
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