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別添1 新しい時代の働き方に関する研究会 報告書 (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35850.html
出典情報 新しい時代の働き方に関する研究会 報告書(10/20)《厚生労働省》
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職業 16(36.8%)、運搬・清掃・包装等の職業(32.9%)17 は「そう思わない」
と回答した層が他の業種に比べると多く、健康確保の主体は企業であること
を引き続き望む層が一定存在することが窺える。
(労働組合について)
○ 労働組合と交渉する際に特に力を入れて欲しいことは、「賃金・労働時間
等の条件」(41.6%)が最も多く、正規(39.8%)に比べ非正規(44.6%)
の割合が高かった。
○ また、
「現在、成果に基づく賃金となっていると思うか」では、
「賃金・労
働時間等の条件」に特に力を入れて欲しいとする割合は、そう思う側(32.3%)
よりもそう思わない側(45.8%)で高い一方、「日常業務改善(業務の効率
化等)」について、そう思わない側(19.1%)よりもそう思う側(23.0%)
の割合が高いほか、
「経営に関する事項」について、そう思わない側(7.8%)
よりもそう思う側(14.9%)の割合が高かった。
○ 加えて、
「労働組合の信頼度別」では、
「賃金・労働時間等の条件」に特に
力を入れて欲しいとする割合は、組合あり・頼りになると思う側(46.3%)
と組合あり・頼りになると思わない側(48.2%)の割合がほぼ同じであるが、
①「職場環境改善」、②「日常業務改善(業務の効率化等)」、③「経営に関
する事項」については、組合あり・頼りになると思わない側(①26.5%、
②21.1%、③8.0%)よりも、組合あり・頼りになると思う側(①33.4%、
②27.7%、③16.9%)の割合がそれぞれ高い。
(交渉力について)
○ また、企業に対して労働条件等に関する交渉が可能とする労働者が一定存
在(22.0%)する一方、交渉や話し合いが難しいと考えている労働者も多く
存在する(39.7%)。
(そのほかの調査結果について)
○ 20 代社員の就業意識変化に着目した調査によると、好きな時間に働く、
好きな場所で働く、といった自由な働き方を希望する人は、この6年の間に
20~30 代社員で増加傾向にある。その傾向は、特に 20 代前半に顕著であり、
令和4(2022)年には約 52%が好きな時間、約 44%が好きな場所で働くこ

16

当該調査においては、大工、配管工、防水工、電気工事作業員、土木作業員などを指
す。
17
当該調査においては、配達員、倉庫作業員、清掃員、軽作業などを指す。
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