②高齢者の健康寿命延伸に向けた取り組みの実践と希望する高齢者が活躍でき
る就業・社会参加の環境整備
同一企業で勤務する場合に加え、高齢者が活躍できる場を社会全体において
充実させ、地域社会の一員として、高齢者が有する能力や知識・経験を生かし
ていく観点も重要である 39。

③企業における健康増進の取り組みを通じて生活習慣病の予防を促す
従業員の健康増進は、従業員のエンゲージメントや生産性の改善・向上等、
多くのメリットを企業にもたらす。
予防・健康づくりを実践していく上で、企業と保険者が連携し、一体となっ
て予防・健康づくりに取り組むことは重要になる。健康スコアリングレポート
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を有効活用する等、企業自ら、健康増進の取り組みを一層強化すべきである。

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令和４年度から始まった「生涯現役地域づくり環境整備事業」では、多様な雇用・
就業機会の創出、持続可能なモデルづくりが地域の実情に応じて進められている。
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各健保組合の加入者の健康状態や医療費、予防・健康づくりへの取組状況等 につい
て、全健保組合平均や業態平均と比較したデータを見える化し、企業と保険者が問題
意識を共有し、経営者のトップダウンによるコラボヘルスの取組の活性化を図るもの

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