よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資  料 3-2 令和5年度第1回安全技術調査会の審議結果について (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36762.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会血液事業部会運営委員会(令和5年度第3回 12/13)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

令和5年度第1回安全技術調査会の審議結果について(概要)

1 開催日時・場所
令和5年 10 月 31 日(火)16:00~18:00
日比谷国際ビルコンファレンススクエア8階 8E 会議室
(東京都千代田区内幸町2丁目2-3 日比谷国際ビル8階)(Web 併用)
2 出席者 ※敬称略
○安全技術調査会委員(11 名)※五十音順
朝比奈 靖浩、天野 景裕、荒戸 照世、石井 明子、大隈 和、岡崎 仁、玉井 佳子、長村
登紀子、濵口 功、水上 拓郎(欠席 脇田 隆字)
〇日本赤十字社(2名)
佐竹 正博、後藤 直子
○参考人(1名)
手塚 健太(国立感染症研究所 次世代生物学的製剤研究センター 第2室 主任研究官)
3 議事概要
○議題1 座長代理の指名について
濵口座長より、大隈委員を座長代理とする指名があり、了承された。
○議題2 感染症安全対策体制整備事業について
水上委員より、令和4年度の成果として、国内でのアウトブレイク時に蚊媒介性ウイル
スが血液中に混入するリスクへの対策として、チクングニアウイルス及びジカウイルスに
ついて核酸検査のための国内参照品を整備し、多施設での共同測定を行ったこと等が報告
された。
Covid-19 パンデミック収束後、社会活動の活発化に合わせてエムポックスをはじめとし
た新興・再興感染症の流行が確認されており、当該事業において令和5年度については、エ
ムポックスウイルスに対する国内標準品の整備等を進める予定であることが報告された。
○議題3 NAT コントロールサーベイ事業について
手塚参考人より、2022 年度の成果として、血漿分画製剤の原料血漿プールの NAT を実
施する施設を対象に、HBV、HCV、HIV-1 NAT の感度と特異性の把握を目的に、 HBV、HCV、
HIV-1 の 3 つのウイルスパネルを用いたコントロールサーベイにおいて、試験の精度管理
が適切に実施されていることが報告された。
今後は国内標準品の更新と整備についても検討を進め、2023 年度は、輸血用血液の NAT
実施施設を対象に、新しい試験法における HBV、HCV、HIV-1、および HEV の4ウイルス NAT
の検出感度と特異性の実情把握を目的としたコントロールサーベイを実施する計画である
ことが報告された。

1