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資料1-2 セイヨウトチノキ種子エキスのリスク評価について[4.6MB] (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44431.html
出典情報 薬事審議会 医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第8回 10/29)《厚生労働省》
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とした。安全性解析対象除外症例 13 例のうち、
「薬局・販売店名」又は「薬剤師名」不明・
未記載症例から 1 例 2 件の副作用症例があった。いずれも「非重篤」で、「使用上の注意」
から予測できない「未知」(以下、
「未知」)の「腹部膨満」及び「使用上の注意」から予測
できる「既知」(以下、「既知」)の「腹部不快感」であったが、自発報告でカウントした。
有効性解析対象症例は、安全性解析対象症例 1,638 例から、適応外使用症例の 72 例(「足
以外のむくみがある」症例、又は「足のむくみ、だるさ、重さ、疲れ、つっぱり感及び痛み
の 6 症状が 1 つもない」症例)、用法・用量外使用症例の 9 例※(18 歳未満、1 日服用回数
が 2 回超、1 回服用量が 1 カプセル超)、有効性不明・未記載症例の 14 例を除き、1,543 例
とした(図 1)。
※:年齢「不明」の 1 例、用法・用量が曖昧記載又は未記載 5 例も除外した。

アンケート用紙回収症例:1,651 例
安全性解析対象除外症例:13 例
・薬局・販売店名不明・未記載症例:2 例
・契約違反症例:7 例
・重複症例:4 例
安全性解析対象症例:1,638 例

有効性解析対象除外症例:95 例
・適応外使用症例:72 例
有効性解析対象症例:1,543 例

・用法・用量外使用症例:9 例※
・有効性不明・未記載症例:14 例
※:年齢不明 1 例、用法・用量が曖昧記載又は未記載 5

例を含む。

図 1. 症例構成

2.2. 安全性
2.2.1. 副作用・感染症の発現状況
1)

副作用・感染症の発現状況
安全性解析対象症例の 1,638 例のうち、副作用は 99 例 148 件認められ、副作用発現割合

は 6.04%であった。重篤性は全て「非重篤」であり「重篤」はなかった(表 2)。なお、感染
症はなかった。
主な副作用(3 例以上)の種類は、
「悪心」32 例(1.95%)が最も多く、
「腹部不快感」31
5

13 / 32