よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-2 セイヨウトチノキ種子エキスのリスク評価について[4.6MB] (26 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44431.html
出典情報 薬事審議会 医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第8回 10/29)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

性については全てが「非重篤」であり、副作用の発現状況について特段の発現傾向はなく問
題は認められなかった。
背景別の副作用発現割合では、
「合併症」の有無、
「併用薬剤」の有無、
「服用期間(日)」
において有意な差が認められたものの、それぞれの区分間で副作用の発現傾向に差は認め
られず、安全性に関して特に問題となる傾向は認められなかった。
2)

有効性
本調査における有効割合は 66.10%(1,020/1,543 例)であり、承認時までの試験の有効割

合を下回らなかった。また、その推移も承認時までの試験成績と同様の傾向であり、特に問
題となる傾向は認められなかった。
患者背景別の有効割合では、
「年齢(歳)」において有意な差が認められたが、高齢者にお
いて有効割合が低下することなくむしろ高い割合となり、有効性に問題は認められなかっ
た。
3)

適正使用状況
本調査における不適正使用割合は、6.36%(105/1,651 例)であった。アンケート用紙回

収症例における副作用は 15 例 21 件であったが、全て「非重篤」であり、不適正使用症例に
おいて特に問題となる傾向は認められなかった。
適正使用状況に問題が認められた販売店に対しては、
「適正使用のお願い」文書等により
薬剤師に適正使用遵守の徹底に努めた。

18

26 / 32