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資料1-2 セイヨウトチノキ種子エキスのリスク評価について[4.6MB] (24 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44431.html
出典情報 薬事審議会 医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和6年度第8回 10/29)《厚生労働省》
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4) 小児
「18 歳未満」の症例は収集されなかった。
5) 高齢者
「65 歳以上」の症例は 63 例であった。副作用は 5 例 8 件認められ、副作用の種類は「浮
動性めまい」3 例、
「腹部不快感」2 例、
「頭痛」

「発疹」及び「そう痒症」各 1 例であった。
いずれも「既知」で「非重篤」であった。
以上のことから、特定の背景を有する患者に特有な副作用の発現傾向は認められず、新た
な対応は不要と考えた。

2.5. 適正使用状況
2.5.1. 症例構成
アンケート用紙回収症例 1,651 例を対象に不適正使用症例(「してはいけないこと」及び
「用法・用量外使用」に該当する症例)を集計した。不適正使用症例は 105 例であり、不適
正使用の割合は 6.36%であった(表 11)。
「適応外使用症例」75 例※(足以外のむくみがある:74
不適正使用症例 105 例※の内訳は、
例、足のむくみ、だるさ、重さ、疲れ、つっぱり感及び痛みの 6 症状が 1 つもない:6 例)、
「用法・用量外使用」3 例(1 回服用量 1 カプセル超:2 例、1 日 2 回超症例:1 例)、
「18 歳
未満」1 例(年齢「不明」は該当とした)、「次の診断を受けた(心臓病、肝臓病、高血圧、
糖尿病、甲状腺機能障害)
」27 例※、
「抗血小板剤(アスピリン)で治療を受けている」1 例、
「チェックシートで服用可能を1回でも確認されなかった」4 例であった。
適正使用の推進として、薬剤師に適正な販売を実施していただくために、2022 年 11 月~
12 月にかけ、本剤の取り扱い店に対し本剤の適正使用に関するお知らせ文を配布した。そ
の後も、不適正使用の販売店に対しては「適正使用のお願い」文書を配布し、適正使用遵守
の徹底に努めた。
※:重複該当あり。

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