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参考資料2 令和2年度 「障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づく対応状況等に関する調査結果報告書 (28 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000195428_00053.html
出典情報 社会保障審議会 障害者部会(第127回  4/18)《厚生労働省》
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(2)虐待行為の類型と生命・身体・生活への影響の程度
ア.虐待行為の類型(複数回答)
(表 47)
虐待行為の類型(複数回答)は、
「身体的虐待」が 52.8%と最も多く、次いで「心理的虐待」
が 42.1%、
「性的虐待」が 16.1%であった。なお、
「身体的虐待」のうち身体拘束を含むものは 29
件であった。
表 47 虐待行為の類型(複数回答)
身体的虐待
件数
構成割合

性的虐待

心理的虐待

放棄、放置

経済的虐待

合計

334

102

266

47

30

52.8%

16.1%

42.1%

7.4%

4.7%

779
-

(注)構成割合は、虐待判断事例件数632件に対するもの。

イ.虐待行為による生命・身体・生活への影響の程度(表 48)
虐待行為による生命・身体・生活への影響の程度をみると、
「軽度(
『生命・身体・生活への
影響』に相当する行為)
」が 66.5%、
「中度(
『生命・身体・生活に著しい影響』に相当する行
為)
」が 24.3%、
「重度(
『生命・身体・生活に関する重大な危険』に相当する行為)
」が 9.2%で
あった。
表 48 虐待行為による生命・身体・生活への影響の程度
件数

構成割合

軽度(「生命・身体・生活への影響」に相当する行為)

518

66.5%

中度(「生命・身体・生活に著しい影響」に相当する行為)

189

24.3%

72

9.2%

779

100.0%

重度(「生命・身体・生活に関する重大な危険」に相当する行為)
合計
(注)構成割合は、虐待行為の合計件数に対するもの。

(3)被虐待者の状況
被虐待者の性別及び年齢、障害種別、障害支援区分、行動障害の有無について、不特定多数
の利用者に対する虐待のため被虐待者が特定できなかった等の 7 件を除く 625 件の事例を対象
に集計を行った。なお、1件の事例で被虐待者が複数の場合があるため、625 件の事例に対し被
虐待者数は 890 人であった。以下、被虐待者の属性等について整理した。
ア.被虐待者の性別及び年齢(表 49、表 50)
性別については、
「男性」が 61.9%、
「女性」が 38.1%と、全体の 6 割強が「男性」であった。
年齢については、
「20~29 歳」が 21.2%と最も多く、次いで「40~49 歳」が 18.3%、
「~19
歳」が 18.0%、
「30~39 歳」が 14.6%、
「50~59 歳」が 14.2%であった。
表 49 被虐待障害者の性別
男性
人数
構成割合

女性

合計

551

339

890

61.9%

38.1%

100.0%

(注)被虐待者が特定できなかった7件を除く625件の事例を集計。

表 50 被虐待障害者の年齢
~19歳 20~29歳 30~39歳 40~49歳 50~59歳 60~64歳 65歳以上
人数
構成割合

不明

合計

160

189

130

163

126

40

54

28

890

18.0%

21.2%

14.6%

18.3%

14.2%

4.5%

6.1%

3.1%

100.0%

(注)被虐待者が特定できなかった7件を除く625件の事例を集計。

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