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参考資料2 令和2年度 「障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づく対応状況等に関する調査結果報告書 (29 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000195428_00053.html
出典情報 社会保障審議会 障害者部会(第127回  4/18)《厚生労働省》
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イ.被虐待者の障害種別(複数回答)
(表 51)
被虐待者の障害の種別では、
「知的障害」が 71.6%と最も多く、次いで「精神障害」が
19.4%、
「身体障害」が 18.2%であった。
※1 人の被虐待者が重複障害をもつ場合、それぞれの該当項目に重複して計上されるため、合計件数は
被虐待者数 890 人と一致しない。

表 51 被虐待者の障害種別(複数回答)
身体障害 知的障害 精神障害 発達障害 難病等
人数
構成割合

不明

162

637

173

51

7

14

18.2%

71.6%

19.4%

5.7%

0.8%

1.6%

合計
1,044
-

(注)被虐待者が特定できなかった7件を除く625件の事例を集計。構成割合は、特定された被虐待者890人に対するもの。

ウ.被虐待者の障害支援区分及び行動障害(表 52、表 53)
被虐待者 890 人のうち、障害支援区分のある者が 68.3%を占めていた。
「区分6」が全体の
26.6%と最も多く、次いで「区分4」が 11.8%、
「区分5」が 11.2%であった。また、行動障害が
ある者が全体の 30.6%を占めていた。
表 52 被虐待者の障害支援区分
区分1
人数
構成割合

区分2

区分3

区分4

区分5

区分6

なし

不明

合計

6

72

88

105

100

237

201

81

890

0.7%

8.1%

9.9%

11.8%

11.2%

26.6%

22.6%

9.1%

100.0%

(注)被虐待者が特定できなかった7件を除く625件の事例を集計。構成割合は、特定された被虐待者890人に対するもの。

表 53 被虐待者の行動障害の有無
認定調査を受け
強い行動障害 てはいないが、強
行動障害がある
がある※
い行動障害があ


人数
構成割合

行動障害なし

行動障害の有
無が不明

合計

179

15

78

255

363

890

20.1%

1.7%

8.8%

28.7%

40.8%

100.0%

(注)被虐待者が特定できなかった7件を除く625件の事例を集計。構成割合は、特定された被虐待者890人に対するもの。
※障害支援区分3、行動関連項目10点以上(または障害程度区分3、行動関連項目8点以上)。

(4)虐待を行った障害者福祉施設従事者等の状況
虐待を行った障害者福祉施設従事者等(以下「虐待者」という。
)の性別、年齢及び職種につ
いて、施設全体による虐待のため虐待者が特定できなかった 21 件を除く 611 件の事例を対象に
集計を行った。なお、1 件の事例に対し虐待者が複数の場合があるため、611 件の事例に対し虐
待者数は 720 人であった。
ア.虐待者の性別及び年齢(表 54、表 55)
「男性」が 72.1%、
「女性」が 27.9%であった。年齢については、
「60 歳以上」が 21.0%と最も
多く、次いで「40~49 歳」が 16.1%、
「30~39 歳」が 14.9%であった。

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