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資料2「国民が受ける医療の質の向上のための医療機器の研究開発及び普及の促進に関する基本計画」改定案 (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25297.html
出典情報 国民が受ける医療の質の向上のための医療機器の研究開発及び普及の促進に関する検討会(第2回 4/19)《厚生労働省》
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特に医師養成を行う大学において既に実施している医療機器の研究開発に関する
講義等をモデルとして他の教育機関にも横展開する。[◎文]

<臨床現場を理解した企業の医療機器研究開発人材の育成>


医療機器の研究開発に当たっては、企業の研究開発人材が臨床医療と臨床現場の
実態を理解し、臨床現場に入り込んで研究開発を進めることが必要である。医療機
器の研究開発に積極的に取り組む若手医師の育成に取り組むとともに、企業の研
究開発人材が臨床現場に入り込み、そうした医師らと研究開発に取り組めるよう
な環境の整備に引き続き取り組む。
[◎厚]

<実用化を見据えて医療機器の研究開発を進めることができるアカデミア人材の育成



特に革新的な医療機器につながり得るシーズはアカデミアに存在する可能性が高
いと考えられる。このようなシーズを実用化に導くためには、当該シーズに関わる
研究者が臨床現場のニーズを把握しつつ、実用化を見据えて研究開発を進めるこ
とも重要である。そのため、有望なシーズを有する若手研究者を発掘し、実用化を
見据えた研究開発のための教育プログラムを提供するなど、実用化を見据えて医
療機器の研究開発を進めることができるアカデミア人材の育成に取り組む。[文、
◎経]



特に医療機器の研究開発においてニーズに応じたプロトタイプの作製が重要な工
程であり、大学・大学院等と協力して当該工程を中心に研究開発をけん引できるよ
うなレギュラトリ-サイエンスを理解した医師や医工学系の人材の育成に取り組
む。
[◎厚、◎文]

<出口戦略を策定し、計画全体を立案・管理する能力を有する人材(コーディネート人
材)の育成>


臨床現場のニーズの掘り起こし、アイディアの創出から事業化までけん引可能な
企業人材やインキュベータとして企業の経営に深く入り込んで伴走支援可能な人
材が、特にベンチャー企業を成功に導くためには必要不可欠である。既存の研究開
発拠点、開発支援拠点や伴走支援組織の連携を通じて、これらの人材の育成を担う
「ジャパンバイオデザインプログラム」をはじめとするアカデミア等の取組に対
する支援に取り組む。
[厚◎、経◎]

<AI 研究開発に必要な人材の育成>


今後、AI を用いた医療機器の研究開発が増えることを考慮して、医療現場のニー
ズ・知見を用いて AI の研究開発を推進するために必要な、企業等における諸課題
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