○入院(その2)について-5 (101 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00118.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第495回 11/10)《厚生労働省》 |
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○ RRSの運用例、及び、日本集中治療医学会等により開催されている研修の例は、以下のとおり。
RRSの運用の例
例)島根県立中央病院
RRSの4つの要素について以下のとおり対応;
①起動要素:患者の状態変化に対して、緊急コールの必要性を認識していない等の問題点を明
らかにし、RRS推進メンバーを病棟から36名の看護師を選出し、研修会を重ねた。
②対応要素:救命救急医師をコールする基準が決められRRTをコールするためのPHSを開設し
た。
③システム改善要素:院内の医療事故防止・医療安全管理委員会からの指示で症例検討会を開
催し、その結果を病院全体に周知するシステムを構築した。
④指揮調整要素:RRSに関する教育年間計画を作成し、院内の医療安全委員会でRRSに対する
認識と活動に対するサポートを再確認した。
→これらを行った結果、島根県立中央病院では、年間187件のRRS要請があった。RRS要請時CPA
であった件数は前期に15件、後期に3件と有意に減少した。
出典:日臨救医誌2017;20:608-15
日本集中治療医学会、日本臨床救急
医学会等の学会や団体から成る日本
院内救急検討委員会が実施してい
る、RRSのハンズオン研修の例
出典:日本院内救急検討委員会ホームページ
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