○入院(その2)について-5 (108 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00118.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第495回 11/10)《厚生労働省》 |
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(重症度、医療・看護必要度について)
○ 必要度のB項目については、早期のリハビリテーションの介入等が有用であるとのエビデンス
を踏まえ、患者の状態を改善させる取組が進められている中、必要度の基準に組み入れられて
いることで、負のインセンティブになっていないか等の視点もあることから、特定集中治療室
における適切な評価指標であるかは検討が必要である、との指摘があった。
○ 一方、ADL等の改善状況を統一的な指標で把握するために、B項目を必要度の基準から外した
としても、測定自体は継続すべきではないかとの指摘があった。
○ A項目について、一般病棟用の重症度、医療・看護必要度Ⅱと同様に、レセプト電算処理シス
テム用コードを用いた評価とすることで、必要度の測定に係る看護職員の負荷を軽減できるの
ではないか、という指摘があった。
(生理学的スコアについて)
○ 大学病院等ではSOFAスコアの入力が自動化されているが、このシステムの導入には多額の費
用がかかるため全ての治療室に導入することは難しいとの指摘があった。
(専門性の高い看護師)
○ 人工呼吸器を装着する患者に対して自立したケアを行える看護師は少なく、今般のコロナ禍に
おいて、ICUで重症患者をケアできるような専門性の高い看護師の確保の重要性がみられたこと
から、専門性の高い看護師の配置をより強化していくべきとの指摘があった。
(バイオクリーンルームについて)
○ 日本集中治療医学会の策定した指針も踏まえ、バイオクリーンルームの在り方については検討
が必要、との指摘があった。
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