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資料2 (52 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000195428_00057.html
出典情報 社会保障審議会障害者部会(第130回 5/27)《厚生労働省》
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4.障害福祉サービス等の質の確保・向上について
論点
○ 障害福祉サービス等の質の確保・向上等について、利用者のニーズに応じた良質なサービスを提供する観点から、以下の点に
ついて検討してはどうか。
1 障害福祉サービス等の質の評価
2 障害福祉サービス等報酬によるサービスの質に係る評価
3 障害福祉サービス等情報公表制度
4 障害福祉分野におけるデータ基盤の整備
5 実地指導・監査の強化

これまでの部会における御意見
1.障害福祉サービス等の質の評価
○ 認知症等グループホームにおける運営推進会議の実態としては、第三者評価としての機能にはなっていない。一方、グループホームの
透明性を高めることには寄与している。今回障害分野で提案の「地域連携運営会議(仮称)」についても、評価を行うことが目的であれば、
こうした点も踏まえてよく検討してほしい。
○ 児童発達支援センターがサポートして事業所同士で学び合うことはいいと思う。同時に、客観的な第三者、専門家集団が事業者に行っ
て評価し、アドバイスするようなシステムを入れ込んでほしい。また、適切なアウトカムを設定することが必要。例えば、放課後等デイサー
ビス等であれば、小学生本人の意向や保護者の満足度等の主観的評価の視点を取り入れることも必要ではないか。
○ 質の評価は重要だが、様々な評価機関・評価スケールがある中で、そもそも誰のために、何を評価するのか含めてしっかり検討すべき。
また、規模の大小にかかわらず全ての事業者が受審できるような仕組みにすべき。
○ 日中サービス支援型グループホームが自立支援協議会へ運営報告している仕組みを参照して、自立支援協議会に地域資源のチェック
と質の評価機能を持たせてはどうか。
○ サービスの質の評価は本当に大事で本質的な問題。様々な視点から検討が必要だが、利用者の希望やニーズに対応してサービスが
提供されているかが最も重要な視点。
2.障害福祉サービス等の報酬によるサービスの質に係る評価
○ 報酬改定によるサービスの質の向上は効果的であり、プロセス評価の充実、アウトカム評価の一部導入という方向性に賛成である。報
酬改定のための十分なデータの蓄積・分析が必要。
○ 障害分野は、医療や介護と違い定量的評価がなじまない面もあるため、定量的な評価に偏らないことが重要。
○ 報酬による評価の方向性には賛成。特にプロセス評価においては、個別支援計画の内容・実施状況などについて評価が可能ではない
か。

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