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資料1-8                副反応疑い報告の状況について (43 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00043.html
出典情報 第80回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第5回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(6/10)《厚生労働省》
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<参考>若年者の死亡として報告された事例数の検討に係る考え方
○ 人口動態統計によると、我が国における令和元年1年間の10代から30代の総死亡数及び損傷、中
毒及びその他の外因の影響による死亡数は以下のとおりであった。
死亡数
10代 *
死因総計(A)

2019年における死亡数(人)

損傷、中毒及びその他の外因の影響(B)

(AーB)


20代
30代
10代 *
20代
30代
10代 *
20代
30代

1,603 (* 15-19歳 1,177)
4,097
7,455
804)
967 (* 15-19歳
2,734
3,248
373)
636 (* 15-19歳
1363
4207

表中の死亡数は、2019年「人口動態調査(確定数)調査年月2019年 表番号 下巻1-1 死亡数, 死因(三桁基本分類)・性・年齢(5歳階級)別」を用いて算出。

対照群の設定に係る考え方
○ ワクチン接種後の死亡として報告された数の多寡について検討するためには、対照群の設定( 非ワクチン接
種者における死亡率の算出 )が必要となる。しかし、副反応疑い報告には、死因として確定していないものも
含めて様々な症状名が記載されているほか、基礎疾患や性別等様々な属性をもった者が混在しており、単純に、
特定疾病の発症者等の集団を対照群として設定することはできない。
○ このため、以下の考え方に基づき、対照群の死亡数を算出。



ワクチンの接種を原因として死亡する場合、何らかの内因性の疾病により死亡に至ると考えられる。
この考え方を踏まえ、新型コロナワクチンの接種が始まっていない令和元年の人口動態統計のうち、
「死因総計」(A)から「損傷、中毒及びその他の外因の影響」(B)の死亡数を除した(A-B)を、対
照群における年間死亡数と仮定する。

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