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資料1-8 副反応疑い報告の状況について (69 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00043.html |
出典情報 | 第80回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第5回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(6/10)《厚生労働省》 |
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米国における新型コロナワクチン3回目接種後等の副反応の状況について①
○ 新型コロナワクチンの3回目接種後等の副反応について、米国における最新の状況は以下のとおり
であった。
3回目接種後等の副反応に係る海外の報告・対応状況
【米国】 2021年9月22日~2022年2月6日において、18歳以上の者、約8,260万人が追加接種を受けた。v-safeの追加接種後
の登録者は721,562人だった。同種のmRNAワクチンを追加接種した1週間以内の局所反応及び全身反応は、2回目接種後
よりも頻度が低かった。初回シリーズに受けたワクチンとは関係なく、追加接種としてモデルナ社ワクチンを接種した者で
全身反応の報告が多かった。 VAERSに報告された有害事象は39,286件だった。追加接種後の心筋炎については、モデルナ
社ワクチン接種後の18~24歳の男性の報告(8.7件/100万回接種†)が多かったが、モデルナ社ワクチンを2回目接種した場
合(56.3件/100万回接種††)よりも報告頻度は低かった。
†:
Morbidity and Mortality Weekly Report (Early Release, Vol. 71, No. 44) 2022年2月11日
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/71/wr/mm7107e1.htm?s_cid=mm7107e1_w
当該報告書での集計値(2021年9月22日~2022年2月6日)††:当該報告書の参考文献での算出値(2020年12月~2021年8月)
2021年12月9日~2022年2月20日において、12~17歳の者、約280万人がファイザー社ワクチンの同種追加接種を受けた。
v-safeの追加接種後の登録者は3,418人(12-15歳:1,952人、16-17歳:1,466人)だった。v-safeに報告された追加接種後
の報告はほとんどが軽度から中程度であり、接種翌日に最も多かった。接種部位の局所反応は2回目接種後よりも追加接種
後に多く、全身反応の報告は2回目接種後と追加接種後で同等だった。VAERSに報告された有害事象は914件であり、うち
837件が非重篤、77件が重篤として報告された。心筋炎に係る報告が64件あり、47件が重篤報告と考えられ、うち32件が
CDCの心筋炎の基準を満たすとされた(32例はすべて男性)。このうち入院症例27件は、2022年2月20日時点でいずれも退
院していた。ファイザー社ワクチン追加接種後の12-17歳男性において、CDCの心筋炎の基準を満たした症例の報告頻度は
11.4件/100万回接種*であり、同ワクチン2回目接種後の12-15歳男性における報告頻度(70.7件/100万回接種**)、16-17
歳男性における報告頻度(105.9件/100万回接種**)と比べて低かった 。VAERSに死亡例の報告はなかった。
Morbidity and Mortality Weekly Report (Vol. 71, No. 9) 2022年3月4日
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/71/wr/mm7109e2.htm?s_cid=mm7109e2_w
*:
69
当該報告書での集計値(2021年12月9日~2022年2月20日)**:当該報告書の参考文献での算出値(2020年12月~2021年8月)
○ 新型コロナワクチンの3回目接種後等の副反応について、米国における最新の状況は以下のとおり
であった。
3回目接種後等の副反応に係る海外の報告・対応状況
【米国】 2021年9月22日~2022年2月6日において、18歳以上の者、約8,260万人が追加接種を受けた。v-safeの追加接種後
の登録者は721,562人だった。同種のmRNAワクチンを追加接種した1週間以内の局所反応及び全身反応は、2回目接種後
よりも頻度が低かった。初回シリーズに受けたワクチンとは関係なく、追加接種としてモデルナ社ワクチンを接種した者で
全身反応の報告が多かった。 VAERSに報告された有害事象は39,286件だった。追加接種後の心筋炎については、モデルナ
社ワクチン接種後の18~24歳の男性の報告(8.7件/100万回接種†)が多かったが、モデルナ社ワクチンを2回目接種した場
合(56.3件/100万回接種††)よりも報告頻度は低かった。
†:
Morbidity and Mortality Weekly Report (Early Release, Vol. 71, No. 44) 2022年2月11日
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/71/wr/mm7107e1.htm?s_cid=mm7107e1_w
当該報告書での集計値(2021年9月22日~2022年2月6日)††:当該報告書の参考文献での算出値(2020年12月~2021年8月)
2021年12月9日~2022年2月20日において、12~17歳の者、約280万人がファイザー社ワクチンの同種追加接種を受けた。
v-safeの追加接種後の登録者は3,418人(12-15歳:1,952人、16-17歳:1,466人)だった。v-safeに報告された追加接種後
の報告はほとんどが軽度から中程度であり、接種翌日に最も多かった。接種部位の局所反応は2回目接種後よりも追加接種
後に多く、全身反応の報告は2回目接種後と追加接種後で同等だった。VAERSに報告された有害事象は914件であり、うち
837件が非重篤、77件が重篤として報告された。心筋炎に係る報告が64件あり、47件が重篤報告と考えられ、うち32件が
CDCの心筋炎の基準を満たすとされた(32例はすべて男性)。このうち入院症例27件は、2022年2月20日時点でいずれも退
院していた。ファイザー社ワクチン追加接種後の12-17歳男性において、CDCの心筋炎の基準を満たした症例の報告頻度は
11.4件/100万回接種*であり、同ワクチン2回目接種後の12-15歳男性における報告頻度(70.7件/100万回接種**)、16-17
歳男性における報告頻度(105.9件/100万回接種**)と比べて低かった 。VAERSに死亡例の報告はなかった。
Morbidity and Mortality Weekly Report (Vol. 71, No. 9) 2022年3月4日
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/71/wr/mm7109e2.htm?s_cid=mm7109e2_w
*:
69
当該報告書での集計値(2021年12月9日~2022年2月20日)**:当該報告書の参考文献での算出値(2020年12月~2021年8月)