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資料1-8                副反応疑い報告の状況について (70 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00043.html
出典情報 第80回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第5回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(6/10)《厚生労働省》
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米国における新型コロナワクチン3回目接種後等の副反応の状況について②
○ 新型コロナワクチンの3回目接種後等の副反応について、米国における最新の状況は以下のとおり
であった。
3回目接種後等の副反応に係る海外の報告・対応状況
【米国】VSD による能動的サーベイランス及びVAERSによる受動的サーベイランスにより、3回目接種後の心筋炎、心膜炎の

リスク上昇が示唆された。VSD のRapid Cycle Analysis (RCA)モニタリングにおいて、 12~39歳の報告事例のほとんどは
接種後7日未満に発症した心筋炎、心膜心筋炎の事例であり、40歳以上の報告事例のほとんどは接種後3週間以内に発症し
た心膜炎の事例であった。3回目接種として9,300万回のmRNAワクチンが接種され、VAERSに報告されたもののうち、調
査の結果、心筋炎、心膜炎と確認された事例は、それぞれ110件、38件であった。3回目接種後の心筋炎の報告頻度は12~
29歳の若年男性で最も高く、その報告頻度は自然発生率を上回ったが、2回目接種後の報告頻度と比較すると低かった。3
回目接種後の心膜炎の報告は心筋炎より稀であり、性・年齢については、より均等に分布していた。心筋炎の事例は、心膜
炎の事例と比べて入院率が高かったが、ほとんどの入院患者はフォローアップ*の時点で回復していた。mRNA COVID-19ワ
クチン3回目接種後の局所及び全身反応による反応原性と健康状態への影響は、2回目接種後と比較して同等若しくは弱
かった。V-safeのモニタリングでは、異常あるいは予想外の結果、新たな安全性の懸念は認められなかった。
*フォローアップは報告時点、記録が入手可能かどうかにより異なる
ワクチン諮問委員会(ACIP)における米国疾病予防管理局(CDC)会議資料 2022年4月20日
https://www.cdc.gov/vaccines/acip/meetings/downloads/slides-2022-04-20/03-COVID-Klein-Shimabukuro-508.pdf

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