病棟における産科区域の特定
○ 周産期母子医療センターの約半数で、産科一般病床は産科患者専用である。
○ 産科専用病棟を有さない周産期母子医療センターのうち、約半数では、区域管理（ゾーニング）やユニット
化により産科区域の特定が行われているが、医療計画上、産科区域の特定に関する記載はない。
成育医療等の提供に関する施策の総合的な推進に関する基本的な方針（抄）

基本的方向

Ⅱ

令和３年２月９日閣議決定

成育過程にある者等を取り巻く環境が大きく変化している中で、成育医療等の提供に当たっては、医療、保健、教育、福
祉などのより幅広い関係分野での取組の推進が必要であることから、各分野における施策の相互連携を図りつつ、その需
要に適確に対応し、子どもの権利を尊重した成育医療等が提供されるよう、成育過程にある者等に対して横断的な視点で
の総合的な取組を推進する。
産科混合病棟における

成育医療等の提供に関する施策に関する基本的な事項

産科以外に入院する診療科

１．成育過程にある者及び妊産婦に対する医療
（１）周産期医療等の体制
• 分娩を取り扱う医療機関について、母子への感染防止及び母子の心身の安定・安全の確保を図る観点から、産科
区域の特定などの対応を講ずることが望ましい中、医療機関の実情を踏まえた適切な体制の整備を推進する。

産科混合病棟の状況（回答 340施設）
一般産科病床
（MFICUを除く）

いいえ

174
166

区域管理（ゾーニング）、ユニット化の実施状況

区域管理（ゾーニン
グ）を行っている

産科患者のみ入院

はい

産科混合病棟における

総合

68

地域

106

総合

23

地域

143

出典：周産期医療体制調査（令和２年度実績）

ユニット化を行ってい
る

総合

地域

計

6

33

39

5

ユニット化及び区域管
理（ゾーニング）を
行っている

1

どちらも行っていない

11

27
11
72

32
12
83

（複数回答可）
診療科

回答数

婦人科

151

外科

50

小児科

43

内科

41

眼科

28

整形外科

26

泌尿器科

20

耳鼻咽喉科

18

脳神経外科

15

皮膚科

12

歯科口腔外科

10

救急科

9

総合診療科

5

精神科

5

99