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資料2 第8次医療計画等に関する検討状況(周産期・小児医療関係資料) (49 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28090.html
出典情報 成育医療等協議会(第9回 9/21)《厚生労働省》
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小児医療提供体制に関わる小児科学会提案とその妥当性
病院数

病院小児科の小児科医師数
350
300
250
200
150
100
50
0

全国の病院小児科のうち、小児科医師数が
1〜3名の小規模施設が64 %を占める

(出典:病院小児科の将
来需要について.日本小
児科学会 2005年4月6日)

日本小児科学会
日本小児科学会の定義(2011年)

2014調査

2019/2020
調査

3次救急・小児救命救急医療、専門診療
機能
・総合周産期母子(一部で地域周産期
母子)
小児在宅医療に対応、
CPT(Child Protection Team)あり
・医師育成(専門医研修基幹施設)、
医師派遣機能
〔目安〕小児入院医療管理料1、2

中核病院
小児科

106

119

連日2次救急(24時間365日対応)、一
部の専門診療
・地域周産期母子、小児在宅医療に対
応、
CPTあり
・医師育成(専門医研修基幹又は連携
施設、
指導医存在)
〔目安〕小児入院医療管理料2、3

地域小児

センター

399

394

○核病院小児科も地域小児科センター
もない小児医療圏における最大の病院
小児科、救急医療(連日でなくて可)
・専門医研修連携施設(指導医不在も
可)
〔目安〕小児入院医療管理料3、4、5

地域振興
小児科 A

80

114

日本小児科学会小児医療提供体制委員会報告書 日本小児科学会雑誌 126(5):868-884, 2022

全ての地域の全ての子どもたちに、良質な小児医療を継
続的に提供する
・入院・救急の集約化(重点化)
・救急・入院医療の広域化(カバーエリア)
・病診連携の強化
・身近な医療の継続
・女性医師の増加
・労働条件への配慮

医療計画の策定と診療報酬改定が上手に融合して小児
医療提供体制の構造改革は飛躍的に進んだ

全国小児の94.3%は、60分以内に中核病院/地域
小児科センターに到達できる
60分以内に到達できる医療園
に居住する小児人口の割合

自動車を使い、中核病院/
地域小児科センターに60分
以内で到達できる地域

江原

2

朗、日本小児科学会雑誌、121(7):1230-1236, 2017