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資料2 第8次医療計画等に関する検討状況(周産期・小児医療関係資料) (40 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28090.html
出典情報 成育医療等協議会(第9回 9/21)《厚生労働省》
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病棟における産科区域特定の必要性について
・分娩数の減少・高齢者の増加により、限られた入院ベッド等の医療資源を有効に活用するためには、妊産婦に限定又は産科患者に
限定した病棟運営は難しい。
・周産期母子医療センターにおいても、47%が産科混合病棟である。
・「分娩を取り扱う医療機関について、母子への感染防止及び母子の心身の安定・安全の確保を図る観点から、産科区域の特定等の
対応を講ずることが望ましい中、医療機関の実情を踏まえた適切な体制の整備を推進する」(成育医療等の提供に関する施策の総合的な
推進に関する基本的な方針(令和3年2月9日閣議決定))

産科混合病棟の現状
総合周産期母子医療センター

産科一般病床に入院
するのは、
産科患者のみ

地域周産期母子医療センター

24.4%
56.4%

73.9%

産科混合病棟においては、約9割では、他科患者の入院
ルールや基準を定めているが、状況によりルールや基準
が守られないことがある。

42.9%

産科混合病棟
出典:周産期医療体制調査(令和2年度績)

ユニットマネジメントとは
産科混合病棟において病床の区域特定(ユニット化・区域管理)をすることで、母子に
とって安全で安心な環境を整備すること
ユニット化
ひとつづきになっている病棟の一部を産科専用の「ユニット」として使用。
区域管理(ゾーニング)
廊下を含むひと固まりの領域を産科だけのための区域とし、その区域を「ユニット」
として使用。

日本看護協会

日本看護協会 産科混合病棟ユニットマネジメント導入の手引きより引用

ユニットマネジメントのメリット
・担当する病室により、助産業務と看護業務を整理する
ことで、助産師が妊産婦ケアに集中できる環境とな
る。
・妊産婦の入院が少ない場合には、産科ユニット所属の
助産師は他病室患者の看護ケアの支援が行える。
・妊産婦が他科患者に気兼ねせず、安心して入院生活を
送ることができる。

産科混合病棟ユニットマネジメント導入の手引きより引用

 分娩を取り扱う医療機関は、より安心・安全な周産期医療確保を図る観点から、産科区域の特定などの対応を講ずることが望ま
しいとしてはどうか。

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