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【資料1】 これまでの意見及び論点案について (24 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28536.html
出典情報 医薬品の迅速・安定供給実現に向けた総合対策に関する有識者検討会(第3回 10/12)《厚生労働省》
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革新的な医薬品の迅速な導入について

②産業構造を起因とした課題

主な意見等


革新的な医薬品へのアクセスを迅速にするためには、日本の医薬品産業の研究開発能力の推進も必要。



先発企業は新薬の研究開発に重点化すべきであるが、後発品の使用促進が進んだ現状においても、⾧期収載品による収益に依存
したビジネスモデルから脱却しきれていないのではないか。⾧期収載品には、特殊な製造技術が必要なものなど、後発医薬品へ
の置き換えが難しいものが含まれていることに留意しつつ、より新薬開発をすすめるためのビジネスモデルへの移行を進める必
要がある。



AG(オーソライズドジェネリック)は、その他の後発医薬品に比べて薬価が高く維持されたままで大きなシェアを占有してお
り、先発企業にとって、形を変えた⾧期収載品依存となっている場合もあるのではないか。



近年、欧米で開発される新薬の多くはアカデミアやベンチャー企業がシーズを創出し、実用化につなげるエコシステムが確立し
ているが、日本では創薬ベンチャー企業が十分には育っておらず、⾧期的な育成、支援が必要である。

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