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【資料1】 これまでの意見及び論点案について (33 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28536.html
出典情報 医薬品の迅速・安定供給実現に向けた総合対策に関する有識者検討会(第3回 10/12)《厚生労働省》
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医薬品の安定供給について

①産業構造を起因とする課題

主な意見等


後発医薬品企業においては、薬価引き下げによる収益低下を、新製品の導入や既存品の数量増加、製造コストの圧縮などによっ
て吸収しているが、不採算の品目は増加を続けており、安定供給のための設備や人材への投資が困難になっている。



後発医薬品では、供給品目数が少ない企業も多く、安定供給を図る上で十分な体制となっていないような企業でも参入し、存続
できるメカニズムになっていないか。どのようなジェネリック企業を育成していくべきか整理し、産業の再編も含め、今後の
ジェネリック産業の在り方について考える必要がある。



後発医薬品の企業数や同一成分の品目数が多いため、流通上の負荷が増大している。また、共同開発による品目数は一定割合で
推移している。



日米欧間の薬局方の基準の相違や国毎の上乗せ規格、欧米に比べて相対的に輸入ロットが小さいため、海外の原薬・原料企業か
ら見た優先順位が低くなることなどにより、原材料等の安定確保(サプライチェーン)に支障が生じている。

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