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【資料1】 これまでの意見及び論点案について (51 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28536.html
出典情報 医薬品の迅速・安定供給実現に向けた総合対策に関する有識者検討会(第3回 10/12)《厚生労働省》
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薬価差について
主な意見等


薬価差は是か非か。どこに使用されているのか。医療機関や薬局の経営原資になっているのか。薬価差の大小は、
競合の大小、地域別、購入規模別など様々な要因で発生しているのではないか。



様々な要因によって生じる薬価差について、関係者が共通の認識を持つ必要がある。



薬価の有無にかかわらず、取引条件によって納入価にバラツキがあるのは当然。結果として、薬価差を得ること
自体が目的となって、過度な交渉が行われていることで、卸の収益構造を悪化させている。



市場実勢価格の加重平均に基づく薬価算定ルールがある限り、常に加重平均値より安く購入する取引が存在する。



医療機関や保険薬局などの取引先の属性によるバイイング・パワーの違いによって、薬価差が偏在する弊害が生
じている。



20店舗以上のチェーン薬局では8割程度が総価取引であり、過去の薬価差率をベースとして価格交渉が行われて
いる。



後発品は競争が激しく、品目が多い。その中で、総価取引や価格帯をまとめた取引が行われている。

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