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資料1-2 学会からの要望書【No.2021-2】 (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29581.html
出典情報 医療ニーズの高い医療機器等の早期導入に関する検討会(第34回 12/6)《厚生労働省》
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(別添様式1)

広範型

亜広範型

非広範型

肺塞栓症研究会共同作業部会では,後ろ向き検討ではあるものの、わが国におけ
るまとまった症例数についての短期予後調査を報告している。この中で、急性肺
塞栓症309症例の死亡率は14%(44/309)で、うち、心原性ショックを呈した症例で
は30% (33/111)、心原性ショックを呈さなかった症例では6%(11/198)であった。
さらに、心原性ショックを呈した111症例のうち血栓溶解療法を施行された症例で
は20%(15/75)、施行されなかった症例では50%(18/36)であった。また欧米のデー
タによれば、診断されず未治療の症例での死亡率は約30%と高いが、十分に治療を
行えば2~8%まで低下するとされ、早期診断、適切な治療が大きく死亡率を改善す
ることが報告されている。

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