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資料1-2 学会からの要望書【No.2021-2】 (24 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29581.html
出典情報 医療ニーズの高い医療機器等の早期導入に関する検討会(第34回 12/6)《厚生労働省》
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(別添様式1)

(CDT 群: 0.30±0.19、ST 群: 0.17±0.16、p=0.097)および
亜広範型 PE 患者の部分集団における評価(CDT 群: 86.1%、ST
群: 66.7%、p=0.135)においても同様の関連が認められた。
(論文 15)

書誌事項

De Gregorio, M.A., et al., Catheter-directed
aspiration thrombectomy and low-dose thrombolysis for
patients with acute unstable pulmonary embolism:
Prospective outcomes from a PE registry. International
Journal of Cardiology, 2019. 287: p. 106-110.

試験・研究デザイン

前向き登録研究

対象

血行動態が不安定な急性の近位肺塞栓症(1 本以上の主肺動
脈または葉肺動脈の陰影欠損)が客観的検査により確認され
た、症状発症後 14 日以内の 18 歳以上の患者(54 例)

目的

血行動態が不安定な肺塞栓症患者に対する吸引による機械的
血栓除去術の実施可能性を評価するため。

結果

血栓吸引除去術は、カテーテルによる低用量血栓溶解療法と
の併用において、血行動態が不安定な急性 PE 患者に対する有
効かつ安全な第一選択治療である。

(論文 16)

書誌事項

Aleksander Araszkiewicz et al.,
Journal of Interventional Cardiology
9, Aug 21;2020

Volume 2020, 1-

試験・研究デザイン

前向き研究

対象

高リスクまたは中高リスクの肺塞栓症を有し、全身性血栓溶
解療法が禁忌または効果のない 14 人の患者(女性 8 人および
男性 6 人、年齢範囲:29〜71 歳)

目的

高リスクまたは中高リスクの肺塞栓症患者を対象に、持続吸
引カテーテルによる機械的血栓摘出術(CDT)の技術的および
臨床的実現可能性を評価すること。

結果

技術的および手技的な成功は、14 人の患者(100%)で達成さ
れた。処置前及び処置後の臨床状態の有意な改善が観察され
た。心拍数、収縮期血圧、動脈血酸素飽和度、肺動脈収縮期
圧、ミラー指数スコア、RV/LV 比は改善した。重大な周術期
出血はなかった。CDT は、血栓負荷と右心負荷を低減し、血
行動態および臨床状態を改善する点において、高リスクまた
は中高リスクの PE に対する適切で有望な管理技術である。

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