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03【資料1】新型コロナワクチンの接種について (50 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000192554_00019.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第30回 2/10)《厚生労働省》
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2.本日の論点:【2】妊娠中の者に対する公的関与の規定の適用について

妊娠中の者に対する公的関与の規定の適用について
足下の新型コロナウイルス感染症のまん延状況や新型コロナワクチンに関するエビデンスの蓄積を踏まえ、現在、妊
娠中の者が努力義務の適用除外対象となっていることをどのように考えるか。

妊娠中の者
新型コロナウイルス感



妊娠中に新型コロナウイルスに感染しても、基礎疾患を持たない場合、その経過は同年代

染症のまん延の状況

の妊娠していない女性と変わらないとされているが、妊娠後期に感染すると、早産率が高

(公衆衛生の見地)

まり、患者本人も一部は重症化することなどが報告されている。
(「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策~妊婦の方々へ~」(2021年8月版))




国内の新型コロナウイルスの入院患者レジストリを用いた研究では、2020年1月-2021年
4月の期間において、妊娠中の者における中等症から重症の新型コロナウイルス感染の割合
は非妊婦より高かったことが報告されている。

予防接種の有効性及び



安全性に関する情報そ
の他の情報

妊娠中の者における、ファイザー社ワクチン2回目接種後2か月の感染予防効果は96%、発
症予防効果は97%、入院予防効果は89%であったと報告されている。





mRNAワクチン(ファイザー社ワクチン、モデルナ社ワクチン)接種翌日の局所・全身副
反応の発生割合は、妊娠中の者と妊娠していない女性の間で同様であったとの報告がある。



妊娠中の者に対する新型コロナワクチン接種は、ワクチン未接種の妊婦と比べて、早産ま
たはSGA児のリスクの増加と関連を認めなかったとの報告がある。

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