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03【資料1】新型コロナワクチンの接種について (66 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000192554_00019.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第30回 2/10)《厚生労働省》 |
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2.本日の論点:【4】初回シリーズ接種後に感染した者の追加接種について
(2)諸外国の動向等
2022年2月1日時点
既感染者への新型コロナワクチン接種に関する諸外国の対応状況(1/2)
既感染者に対する追加接種に関して、米国、カナダは感染後にも追加接種を推奨し、フランス、ドイツは感染後3か月以上経過
後に追加接種可能としている。英国、イスラエルは初回シリーズ・追加接種を区別せず、感染後も接種し得るとしている。
国/機関
基本方針の 既感染者に対する新型コロナワクチン接種に関する基本方針
(2月1日現在)
基本方針の論拠(例示的)
発出機関
米国
CDC
初回シリーズ及び追加接種:既感染者に対しても、症
状が収まり、隔離の条件が満たされた場合において、
接種を推奨。なお、感染とワクチン接種の最適な間隔
について方針を発出するにはエビデンスが不十分であ
る
以下に関してエビデンスが存在する
‒ 既感染者にもワクチンを安全に接種できる
‒ 既感染者の再感染リスクは低いが、免疫が経時的
に逓減し、リスクが上昇する可能性がある
‒ 既感染者に対する接種により、免疫反応が上昇し、
変異株に対しても再感染リスクを更に下げる
英国
UKHSA
既感染者はワクチンを接種し得る。感染した者は発症
から4週間以上経過後まで、無症状の場合は最初に陽
性が確認されてから4週間以上経過後までは、ワクチ
ンの接種を延期すべき(初回シリーズ・追加接種の区
別なし)
現段階で既感染者に対するワクチン接種による安全性
への懸念がない
自然感染により得られた抗体の持続期間とワクチン接
種を通じてより強固な予防効果が得られるか明らかで
はない
カナダ
NACI
初回シリーズ及び追加接種:既感染者も接種をすべき。
接種会場での感染を防ぐため、接種者は、急性症状が
完全に消失し、感染させるおそれがないことを接種前
に確認するべき
既感染者への予防接種は、自然感染のみと比べてより
強力で長期間持続する予防効果が期待できる
既感染者に対する2回目接種の副反応は、初回接種と
同様か、それより少ない
フランス
保健省
初回シリーズ:既感染者も症状が収まってから2か月
以上経過後にワクチンを1回接種し得るが、2回目接
種の要否は医師との面談を基に判断される。1回目接
種が完了し、PCRまたは抗原検査による陽性確認がみ
られた者は、2回目接種まで2-6か月空けるべき
追加接種:初回シリーズ接種後に感染した場合、感染
から3か月以上経過後接種可能
(初回シリーズについて)特にデルタ株やオミクロン
株に対して、ワクチンによる免疫は接種完了後数か月
で逓減する傾向がある
SOURCE: CDC,CDC, Government of Canada フランス保健省,フランス保健省, UKHSA
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(2)諸外国の動向等
2022年2月1日時点
既感染者への新型コロナワクチン接種に関する諸外国の対応状況(1/2)
既感染者に対する追加接種に関して、米国、カナダは感染後にも追加接種を推奨し、フランス、ドイツは感染後3か月以上経過
後に追加接種可能としている。英国、イスラエルは初回シリーズ・追加接種を区別せず、感染後も接種し得るとしている。
国/機関
基本方針の 既感染者に対する新型コロナワクチン接種に関する基本方針
(2月1日現在)
基本方針の論拠(例示的)
発出機関
米国
CDC
初回シリーズ及び追加接種:既感染者に対しても、症
状が収まり、隔離の条件が満たされた場合において、
接種を推奨。なお、感染とワクチン接種の最適な間隔
について方針を発出するにはエビデンスが不十分であ
る
以下に関してエビデンスが存在する
‒ 既感染者にもワクチンを安全に接種できる
‒ 既感染者の再感染リスクは低いが、免疫が経時的
に逓減し、リスクが上昇する可能性がある
‒ 既感染者に対する接種により、免疫反応が上昇し、
変異株に対しても再感染リスクを更に下げる
英国
UKHSA
既感染者はワクチンを接種し得る。感染した者は発症
から4週間以上経過後まで、無症状の場合は最初に陽
性が確認されてから4週間以上経過後までは、ワクチ
ンの接種を延期すべき(初回シリーズ・追加接種の区
別なし)
現段階で既感染者に対するワクチン接種による安全性
への懸念がない
自然感染により得られた抗体の持続期間とワクチン接
種を通じてより強固な予防効果が得られるか明らかで
はない
カナダ
NACI
初回シリーズ及び追加接種:既感染者も接種をすべき。
接種会場での感染を防ぐため、接種者は、急性症状が
完全に消失し、感染させるおそれがないことを接種前
に確認するべき
既感染者への予防接種は、自然感染のみと比べてより
強力で長期間持続する予防効果が期待できる
既感染者に対する2回目接種の副反応は、初回接種と
同様か、それより少ない
フランス
保健省
初回シリーズ:既感染者も症状が収まってから2か月
以上経過後にワクチンを1回接種し得るが、2回目接
種の要否は医師との面談を基に判断される。1回目接
種が完了し、PCRまたは抗原検査による陽性確認がみ
られた者は、2回目接種まで2-6か月空けるべき
追加接種:初回シリーズ接種後に感染した場合、感染
から3か月以上経過後接種可能
(初回シリーズについて)特にデルタ株やオミクロン
株に対して、ワクチンによる免疫は接種完了後数か月
で逓減する傾向がある
SOURCE: CDC,CDC, Government of Canada フランス保健省,フランス保健省, UKHSA
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