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03【資料1】新型コロナワクチンの接種について (72 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000192554_00019.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第30回 2/10)《厚生労働省》
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2022年2月7日時点

諸外国における新型コロナワクチン追加接種の状況について
米国
認可されている 接種開始日
ワクチン※1
(初回/追加接種)





ファイザー
モデルナ
ヤンセン

初回接種
2020年12月~
追加接種
中等度~重度
免疫不全者:
2021年8月13日~
高齢者他:
2021年9月25日~

接種間隔
初回シリーズ完了
から5か月以上経過
後※2

追加接種対象者とその推移

追加接種推奨の論拠

(CDC、1月5日最終更新日)
8月13日~
中等度~重度免疫不全者
9月25日~
ファイザー社ワクチン2回目接種完了後6か
月以上経過した者のうち、
 「接種すべき」者
‒ 65歳以上の高齢者及び50歳以上64
歳以下で特定の疾患※3を持つ者
‒ 18歳以上の長期療養施設入所者
 「接種し得る」者
‒ 18歳以上49歳以下で特定の疾患※3
を持つ者
‒ 18歳以上64歳以下で職業上または
居所におけるウイルス曝露のリス
クが高い者 (医療従事者、教員等)
10月21日~
 以上対象者のうちモデルナ社ワクチン
を初回シリーズで接種した者に拡大。
 ヤンセン社ワクチンを初回シリーズで
接種した18歳以上の者は追加接種すべ
き。
11月29日~
 18歳以上の者は全て接種すべき。
12月9日~
 16-17歳の者は接種できる。
1月5日~
 12-17歳の者は接種すべき※4。

(CDC、1月7日最終更新日)
 新型コロナワクチンは重症化予防に
対する効果は維持されるものの、最
近の研究によれば、特に65歳以上に
対する有効性と、感染予防効果や軽
症の新型コロナウイルス発症に対す
る予防効果が経時的に減弱すること
が示唆されている。
 オミクロン株の出現により、予防接
種、追加接種及び予防努力の重要性
は更に高まっている。
 臨床試験では、ファイザー社または
モデルナ社ワクチンによる2回目接
種6か月後、ヤンセン社ワクチンに
よる1回目接種2ヶ月後に追加接種を
行うと、免疫応答が上昇することが
示された。免疫応答の上昇により、
デルタ株を含む、新型コロナウイル
スに対する予防効果が改善するはず
である。
 ファイザー社ワクチンとヤンセン社
ワクチンは、臨床試験によって追加
接種による重症化予防効果が示され
た。

追加接種の組合せに
関する推奨
(CDC、10月21日)
 対象者は追加接種にど
のワクチンを接種する
か選び得る。
(FDA、10月20日)
 初回シリーズに接種し
たワクチンと異なるワ
クチンを追加接種とし
て接種し得る。
 例えば、初回シリーズ
にヤンセン社ワクチン
を接種した者はヤンセ
ン社、モデルナ社、
ファイザー社のワクチ
ンを接種し得る。また、
初回シリーズにモデル
ナ社あるいはファイ
ザー社のワクチンを接
種した対象者はモデル
ナ社、ファイザー社、
ヤンセン社のワクチン
を接種し得る。

※1 初回シリーズとして認可されているワクチン。 ※2 中程度~重度免疫不全者は2回目接種から4週間以上経過後。ヤンセン社ワクチンを初回シリーズで接種した者は1回目接種から2カ月以上経過後。その他の者について
追加接種開始時(9月25日)は初回シリーズ完了から 6 か月以上経過後としていたが、オミクロン株の出現と感染者の増加を受け1月4日に「5ヶ月以上」に接種期間を短縮。※3 癌、慢性腎臓病、慢性肺疾患、認知症やその他神
経疾患、糖尿病、ダウン症、心疾患、HIV、免疫不全、肝疾患、肥満、妊娠、鎌状赤血球症、サラセミア、喫煙歴、移植歴、脳卒中、脳血管障害、薬物中毒 ※4 ファイザー社ワクチンのみ
SOURCE: CDC, 保健福祉省, CDC, FDA, CDC, FDA, CDC

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