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03【資料1】新型コロナワクチンの接種について (77 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000192554_00019.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第30回 2/10)《厚生労働省》
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2022年2月7日時点

諸外国における新型コロナワクチン追加接種の状況について
国際連合
認可されている
ワクチン※1








ファイザー
アストラゼネカ※1
ヤンセン
モデルナ
シノファーム
シノバック
コバクシン

接種開始日
(初回/追加接種)
初回接種
N/A
追加接種
N/A

接種間隔
N/A

追加接種対象者とその推移

追加接種推奨の論拠

(SAGE※3、10月11日最終更新日)

(SAGE、10月11日)
 中等度~重度免疫不全
者は初回シリーズ完了
後もワクチンに対して
十分な反応を得られな
い傾向にあり、かつ感
染による重症化リスク
も高い。

10月11日~
専門家委員会のSAGEは以下を推奨(但し
WHO事務局長はこの推奨に対して現時点で
承認を表明していない)。
 中等度~重度免疫不全者に対して初回
シリーズの延長という位置づけで追加
接種すべき。
 初回シリーズでシノバック社またはシ
ノファーム社ワクチンを接種した60歳
以上の者に対して初回シリーズの延長
という位置づけで追加接種すべき。
(WHO、11月19日最終更新日)
非免疫不全者に対する追加接種(同種接種、
交互接種、変異株対応ワクチン)の必要性
と最適な接種タイミングは調査中。
(WHO、12月22日中間ステートメント)
世界的にワクチン供給の制約と不公平が続
く中、広範な追加接種の投与は、一部の国
において初回シリーズを受けておらず優先
順位が高い人々がいるにもかかわらず、接
種率が高い国において需要を高め、ワクチ
ンへのアクセスを悪化させるリスクがある。

(WHO、12月22日)
 追加接種の有効性に関
するデータは、追跡期
間が限られているもの
の多くの国において発
表されており、全ての
研究において感染、軽
症例、重症例に対して
予防効果の改善が示さ
れている。

追加接種の組合せに
関する推奨
(SAGE、10月11日)
 中等度~重度免疫不全
者についてはWHOによ
り緊急使用承認されて
いる全てのワクチンが
対象となる。
 初回シリーズでシノ
バック社またはシノ
ファーム社ワクチンを
接種した60歳以上の者
に対しては、同じワク
チンを使用すべき。ワ
クチン供給の状況次第
では、異なるワクチン
の接種も検討し得る。

※1 初回シリーズとして認可されているワクチン。COVISHIELD社製を含む。※2 WHO公式情報には接種間隔の言及なし。メディアニュースでは、免疫不全者に対する接種間隔が1~3か月との記
載と、中国製ワクチンを使用した者に対する接種間隔が1~3か月との記載が混在。 ※3 The Strategic Advisory Group of Experts on Immunizationは独立した諮問委員会であり、WHO事務局長に
対してワクチン等における領域で助言を提供するが、最終的な決定権、実行力は有さない。
SOURCE: WHO, WHO, WHO, WHO, WHO, WHO

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