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資料1-3-2          新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(スパイクバックス筋注) (41 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00059.html
出典情報 第92回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第27回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(3/10)《厚生労働省》
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No

年齢
(接種
時)

性別

接種日

発生日
(死亡日)

ロット番号

接種回数

基礎疾患等

死因等
(報告者による見解・考察等)

報告書上の記載

200

66歳



2022年8月2日

2022年9月21日

不明

4回目

既往症:アルコール性肝硬変、食道静脈瘤
治療中:高血圧、糖尿病
ワクチン接種後36日、咳出現。37日目に息苦しさ加わ
り、38日目近医受診。CT画像でスリガラス影を認め、低
酸素血症のため、報告者病院へ救急搬送された。39日
目には呼吸状態悪化、酸素15ℓ吸入下でSpO2 80%台と
なったため人工呼吸器管理となる。挿管時、気管孔より 急性間質性肺炎、低酸素血症、多
多量の淡血性痰を吸引される。痰の生化学分析では同 臓器不全
日の血清とほぼ同じ所見で肺内への血清流出と考えら (~11/11の情報に基づく。)
れた。ステロイドの治療でFIO2 0.7まで改善したが、多
臓器の障害が進行。入院12日目(ワクチン接種後50日)
死亡された。
KL-6:1490、SP-D1966と極めて高値であり、CT画像上
COVID19肺炎に類似。COVID19ワクチンにより、細胞性
免疫の過剰活性から、免疫関連有害事象を発症したと
考えられる。

専門家による評価【令和5年1月20日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査

因果関係
(報告医評価)

他要因の可能
性の有無
(報告医評価)

対応するMedDRA PT

ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)

コメント

専門家による評価【令和5年3月10日時点】

評価に用いた報告内容注2

ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)

コメント
資料番号

間質性肺疾患

低酸素症

CT

関連あり



γ

基礎疾患の治療内容やコントロール状況、および報告さ
れた事象の診断根拠となる検査所見や治療内容の詳細
情報は得られておらず、ワクチン接種との因果関係を評
価するのは困難である。

γ

※~12/16から変更なし。

基礎疾患の治療内容やコントロール状況、および報告さ
れた事象の診断根拠となる検査所見や治療内容の詳細
情報は得られておらず、ワクチン接種との因果関係を評
価するのは困難である。
※~1/20から変更なし。

多臓器機能不全症候群

201

202

203

23歳

82歳

46歳







不明

2022年2月17日

2022年9月24日

不明

2022年2月20日

2022年9月25日

不明

不明

000306A

文献報告に基づく症例。
併用薬及び治療薬の報告はなし。病歴の情報はなし。
ワクチン2回目の投与後にサイトカインストーム及び死亡
を確認。剖検は実施されたが明らかな死因は特定され
ず。しかし、RNAシークエンシングを用い、接種後の症例
と失血及び絞扼により死亡した対照群との間で差次的に
発現した遺伝子を同定した。ワクチン接種後の症例で
不明
は、390の遺伝子と比較して、好中球脱顆粒に関与する
遺伝子がアップレギュレートされていることが判明し、
115の遺伝子がダウンレギュレートされ、サイトカインシ
グナル伝達がアップレギュレートされていた。したがっ
て、著者はワクチン接種後に免疫調節不全が生じたとい
う結果に基づいて結論づけた。

不明

3回目

最終健常は接種当日の午後8時。翌日(1日目)7時こ
ろ、臥床しているのを家族が発見。右上下肢麻痺、失語
あり。救急要請され報告者病院へ搬送。MRI/MRAで脳
梗塞、内頚動脈閉鎖を認め入院。緊急血管内治療施行 不明
し再開通が得られたが、2日目朝のMRIで再閉塞、脳梗
塞拡大所見あり。脳浮腫も増悪し全身状態悪化。
3日目死亡。

不明

4回目

基礎疾患:てんかん(抗てんかん薬服用)
接種翌日(1日目)、9時30分発熱38.2度。接種部位の軽
度腫脹、熱感有り。11時45分、てんかんによる上肢の痙
攣発作あり。ジアゼパム筋注10mg施行し発作治まる。12 不明
時10分発熱38.7度あり。アセトアミノフェン坐剤200mg施
行。13時、呼吸が止まっているところを発見。心肺蘇生を 虚血性心不全、心筋梗塞
開始。ビカーゾン輸液500mL全開投与。AED装着するも (~12/16の情報に基づく。)
適応と判断されず。エピネフリン注1mg、アトロピン注
0.5mgを静注。その後2回追加投与。14時15分母親の承
諾を得て心肺蘇生処置を中止。14時22分、死亡判定。

2回目

不明

関連あり

不明

γ

サイトカインストームに関する遺伝子の発現がワクチン接
種後による可能性は一般的にありうるが、当該死亡症例
との因果関係を裏付ける情報としては不十分である。

γ

※~12/16から変更なし。

不明

サイトカインストームに関する遺伝子の発現がワクチン接
種後による可能性は一般的にありうるが、当該死亡症例
との因果関係を裏付ける情報としては不十分である。
※~1/20から変更なし。

評価不能

有(詳細記載な
し)

γ

(コメント無し)

γ

(コメント無し)

評価不能

有(詳細記載な
し)

γ

てんかんで内服治療で観察されていたようですが、コント
ロールされているのか記載がない。今回はたまたま痙攣
が起こってジアゼパムの筋注で痙攣は軽快しているがそ
の約1時間後に呼吸停止になっている。剖検で心筋梗塞
が見つかっている。

γ

てんかんで内服治療で観察されていたようですが、コント
ロールされているのか記載がない。今回はたまたま痙攣
が起こってジアゼパムの筋注で痙攣は軽快しているがそ
の約1時間後に呼吸停止になっている。剖検で心筋梗塞
が見つかっている。

不明
虚血性心不全
(~12/16の情報に基づく。)
不明
司法解剖(~
12/16の情報に
基づく。)
心筋梗塞
(~12/16の情報に基づく。)

41

症例No