よむ、つかう、まなぶ。
資料1-3-2 新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(スパイクバックス筋注) (43 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00059.html |
出典情報 | 第92回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第27回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(3/10)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
No
年齢
(接種
時)
性別
接種日
発生日
(死亡日)
ロット番号
接種回数
死因等
(報告者による見解・考察等)
基礎疾患等
報告書上の記載
211
212
214
84歳
70歳
70歳
男
男
男
2022年8月22日
2022年3月6日
2022年8月28日
2022年8月27日
2022年3月7日
2022年8月30日
000317A
000026A
000261A
専門家による評価【令和5年1月20日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査
因果関係
(報告医評価)
他要因の可能
性の有無
(報告医評価)
対応するMedDRA PT
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
コメント
専門家による評価【令和5年3月10日時点】
評価に用いた報告内容注2
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
コメント
資料番号
基礎疾患:アルツハイマー型認知症、不安焦燥型うつ
病、糖尿病、糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症、脳梗塞
後遺症、慢性心不全
精神的に落ち着かず、ワクチン接種の約2ヶ月前に精神
病棟に入院。症状やや軽快傾向で内科病棟で退院先と
なる特養への退院準備のためのリハビリを開始している
不明
状態だった。退院前のワクチン接種を希望され、ワクチ
ンを接種。翌日から食欲低下が見られ食事量がやや減
少していたため、補液を行っていた。ワクチン接種 5日
後の16時、16時半訪室時には普通の会話をしていた
が、16:55訪室時、血液低下、心拍60に低下。その後、
すぐに心停止となり死亡。
不明
3回目
接種翌日心肺停止で搬送。胃静脈瘤破裂による死亡疑
胃静脈瘤破裂
い。
胃静脈瘤破裂
不明
評価不能
不明
γ
(コメント無し)
γ
(コメント無し)
4回目
基礎疾患:糖尿病、高血圧
2022/8/28 19時頃に涎を垂らした状態で傾眠傾向となった
ため、救急搬送。頭部MRI撮像され、右小脳半球、右橋に脳
梗塞を認めたため、同日転院。入院時に撮像したMRIで拡散
強調像では右小脳半球、右橋、左中脳傍正中領域に梗塞を
認めた。来院時に撮像した頭部MRAで左椎骨動脈の紡錘状
拡大を呈していたため、出血の危険性があると判断し29日の
時点では、抗血小板薬は開始せずエダラボン投与を行った。
また入院時に撮像していた胸腹部CTで両肺野に広範にすり
ガラス影を認めており、肺炎を疑う所見であった。また採血で
も軽度炎症反応の上昇を認めていた。誤嚥性肺炎を併発して
いる可能性を考慮し、CTRX1g×1/日開始した。しかし30日の
10時にJCSⅢー300に意識レベルの低下と上下肢MMT0 に麻
痺症状の悪化を認めた。撮像した頭部CTでは入院時に認め
ていた脳梗塞部位に加えて、両側橋、両側小脳半球、両側視 脳幹梗塞
床に低信号域を認めており、脳梗塞拡大を認めた。また体温
も40.2度と上昇していたため、抗生剤は奏功していないと判断
し、TAZ/PIPC4.5g×3/日にescalationした。脳梗塞の拡大を
認めたため、家族に出血リスクを説明し、30日より抗血小板剤
(バイアスピリン100mg/日)を開始した。しかし、8/30 21:58か
らモニター上で徐々に心拍数の低下を認め、22:05に死亡し
た。死後13時間で病理解剖を行った。左椎骨動脈は器質化石
灰化病変を認めるのみで脳動脈解離は認めなかった。中脳や
橋には虚血に伴う壊死組織を認めた。上小脳動脈と後大脳動
脈に新鮮な赤色血栓を認めた。心臓には弁膜症は認めず左
房の軽度拡張や乳頭筋には軽度の瘢痕を認めるが、心内血
栓などは指摘できなかった。また肉眼所見で両肺野には軽度
の炎症性変化を認めたが、肺炎は比較的軽度であり、死因は
脳幹梗塞によるものと判断した。
脳幹梗塞
病理解剖
評価不能
有(発作性心房
細動の有無が
不明。動脈硬化
性変化は強
かった)
γ
TTSとして報告されていますが、血小板減少が新たに発
症していないことから、ブライトン分類を「5」と評価します。
γ
TTSとして報告されていますが、血小板減少が新たに発
症していないことから、ブライトン分類を「5」と評価します。
4回目
関連なし
評価不能
不明
有
γ
基礎疾患の程度、8/23の採血結果、その他の検査の有
無等について情報不足であり、因果関係を判断すること
は困難である。
γ
※~12/16から変更なし。
43
基礎疾患の程度、8/23の採血結果、その他の検査の有
無等について情報不足であり、因果関係を判断すること
は困難である。
※~1/20から変更なし。
症例No
年齢
(接種
時)
性別
接種日
発生日
(死亡日)
ロット番号
接種回数
死因等
(報告者による見解・考察等)
基礎疾患等
報告書上の記載
211
212
214
84歳
70歳
70歳
男
男
男
2022年8月22日
2022年3月6日
2022年8月28日
2022年8月27日
2022年3月7日
2022年8月30日
000317A
000026A
000261A
専門家による評価【令和5年1月20日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査
因果関係
(報告医評価)
他要因の可能
性の有無
(報告医評価)
対応するMedDRA PT
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
コメント
専門家による評価【令和5年3月10日時点】
評価に用いた報告内容注2
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
コメント
資料番号
基礎疾患:アルツハイマー型認知症、不安焦燥型うつ
病、糖尿病、糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症、脳梗塞
後遺症、慢性心不全
精神的に落ち着かず、ワクチン接種の約2ヶ月前に精神
病棟に入院。症状やや軽快傾向で内科病棟で退院先と
なる特養への退院準備のためのリハビリを開始している
不明
状態だった。退院前のワクチン接種を希望され、ワクチ
ンを接種。翌日から食欲低下が見られ食事量がやや減
少していたため、補液を行っていた。ワクチン接種 5日
後の16時、16時半訪室時には普通の会話をしていた
が、16:55訪室時、血液低下、心拍60に低下。その後、
すぐに心停止となり死亡。
不明
3回目
接種翌日心肺停止で搬送。胃静脈瘤破裂による死亡疑
胃静脈瘤破裂
い。
胃静脈瘤破裂
不明
評価不能
不明
γ
(コメント無し)
γ
(コメント無し)
4回目
基礎疾患:糖尿病、高血圧
2022/8/28 19時頃に涎を垂らした状態で傾眠傾向となった
ため、救急搬送。頭部MRI撮像され、右小脳半球、右橋に脳
梗塞を認めたため、同日転院。入院時に撮像したMRIで拡散
強調像では右小脳半球、右橋、左中脳傍正中領域に梗塞を
認めた。来院時に撮像した頭部MRAで左椎骨動脈の紡錘状
拡大を呈していたため、出血の危険性があると判断し29日の
時点では、抗血小板薬は開始せずエダラボン投与を行った。
また入院時に撮像していた胸腹部CTで両肺野に広範にすり
ガラス影を認めており、肺炎を疑う所見であった。また採血で
も軽度炎症反応の上昇を認めていた。誤嚥性肺炎を併発して
いる可能性を考慮し、CTRX1g×1/日開始した。しかし30日の
10時にJCSⅢー300に意識レベルの低下と上下肢MMT0 に麻
痺症状の悪化を認めた。撮像した頭部CTでは入院時に認め
ていた脳梗塞部位に加えて、両側橋、両側小脳半球、両側視 脳幹梗塞
床に低信号域を認めており、脳梗塞拡大を認めた。また体温
も40.2度と上昇していたため、抗生剤は奏功していないと判断
し、TAZ/PIPC4.5g×3/日にescalationした。脳梗塞の拡大を
認めたため、家族に出血リスクを説明し、30日より抗血小板剤
(バイアスピリン100mg/日)を開始した。しかし、8/30 21:58か
らモニター上で徐々に心拍数の低下を認め、22:05に死亡し
た。死後13時間で病理解剖を行った。左椎骨動脈は器質化石
灰化病変を認めるのみで脳動脈解離は認めなかった。中脳や
橋には虚血に伴う壊死組織を認めた。上小脳動脈と後大脳動
脈に新鮮な赤色血栓を認めた。心臓には弁膜症は認めず左
房の軽度拡張や乳頭筋には軽度の瘢痕を認めるが、心内血
栓などは指摘できなかった。また肉眼所見で両肺野には軽度
の炎症性変化を認めたが、肺炎は比較的軽度であり、死因は
脳幹梗塞によるものと判断した。
脳幹梗塞
病理解剖
評価不能
有(発作性心房
細動の有無が
不明。動脈硬化
性変化は強
かった)
γ
TTSとして報告されていますが、血小板減少が新たに発
症していないことから、ブライトン分類を「5」と評価します。
γ
TTSとして報告されていますが、血小板減少が新たに発
症していないことから、ブライトン分類を「5」と評価します。
4回目
関連なし
評価不能
不明
有
γ
基礎疾患の程度、8/23の採血結果、その他の検査の有
無等について情報不足であり、因果関係を判断すること
は困難である。
γ
※~12/16から変更なし。
43
基礎疾患の程度、8/23の採血結果、その他の検査の有
無等について情報不足であり、因果関係を判断すること
は困難である。
※~1/20から変更なし。
症例No